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>生命体の認識機能には、食欲や性欲etcの欠乏を感じる内識機能と、それを充たす為の視聴覚をはじめとする外識機能がある。答えとは、課題の実現経路であり、実現経路とはこの内部意識と外部認識がイコールで結ばれた回路である。答えを発見すると同時に全主体(=感応回路)はそこ(=実現経路)に可能性収束するが、それはある開かれた(=答えを見出した)欠乏意識とある開かれた対象認識がイコールで結ばれて共に強化される過程=その実現経路が強化される過程=その様な主体(実現回路)が強化・形成される過程である。
人間の場合、外識機能と内識機能をつなぐ際に「観念」を使う。外識機能は単独で機能するのではなく、内部意識(欠乏)によって外部を認識しようとするというような相乗効果的な面がたしかにあると思う。例えば、脳の基本的な機能に「カラーバス効果」というものがあるようです。
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◆カラーバス効果(リンク)
「カラーバス」とは「色を浴びる」こと。
例えば朝、家を出る時に「今日のラッキーカラー」を決めます。
赤なら「赤」を意識した途端に今まで目に入ってこなかった赤い色がどんどん目に入って来て、いつもより赤が見えてくるのです。
今まで全く気付かなかったポストの存在に急に気づくといったようなことが起きるのです。
さらには、電車で目をつぶって「赤」と思って目を開けると、今まで気付かなかったポスターや赤いかばん、赤い唇などがあっという間に視野に入ってしまいます。もちろん、色以外にも物の形(丸など)で実施しても可能です。
クリエイターは、自分にとって使えそうな何かを探す時や、切羽詰っていて、目前の問題解決につながりそうなヒントを探すときに使うそうですよ。
このように、脳には偉大なセンサーが備わっているのです。
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目の前を通り過ぎる物体は、それを認識しようとする「内部意識(を喚起する観念)」を強く持つことで「外識機能」によって認識される。ただ、単純な対象であれば単語レベルでも可能なのでしょうが、もっと対象範囲が大きく抽象的になる場合は(仕事上の課題や、社会など)、それを課題として観念化する場合には、構造的に捉える必要があると思います。
構造観念は、まず、統合不全のような漠然として顕在化されない内部意識を鮮明にする(そのことによって不全を解消したい、すっきりしたいという欠乏が生まれる)。そして、次に(あるいは同時に)、より複雑で本質的な対象である「集団」や「社会」の構造も明らかにする。「内部意識=外部認識」の実現回路は構造観念によって強化されるのだといえる。 |
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