思考革命:問題意識発から可能性発へ
168177 頭を使うとはどういうことか
 
西知子 ( 32 京都 秘書 ) 07/12/30 PM05 【印刷用へ
仕事で惨敗or大失態をし、総括を求められているのに、『出来ない理由』しか出てこない場面にしばしば出くわす。
例えば、「なぜ営業成績が上がらないのか」という議題に対し、「他社に負けたからです」と答えたり、「なぜトラブルが起きたのか」という議題に対し、「チェックしていなかったからです」と答えたりして、平然としている。
そしてその結論は、「頑張ります」「気をつけます」といった中身のない的外れな言葉で締めくくられる。

それがずっと不思議だった。
なぜ、他人事のように平然としていられるのか。
なぜ、分析になっていないことに気づかないのか。
なぜ、そんな結論でモヤモヤしないのか。

でもこれが、近代の思考パラダイムそのものなのかもしれないと思った。

彼らは、現実を対象化し、探索し、可能性を見出すために思考しているのではない。
私権圧力が強い頃は、自分に有利になるようにだが、私権圧力が衰弱するとただひたすら)なるべく自分に非が被らないように、あるいは少しでも問題を直視しなくてすむように、最も有効そうな現象を引っ張ってきているにすぎない。

ところが、「現実を対象化すること=思考すること」だとすれば、これは、「思考することから逃げるために思考している」という、倒錯思考に陥っている状態だということになる。
それでは当然、何も実現しない。

“考える”ことを武器に状況を突破してきた人類にとって、

>思考する=探索、可能性収束して統合する

という認識は極めて明快で、「頭を使うとはどういうことか」の規範となる認識だと思う。
 
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