市場は環境を守れない、社会を統合できない
167823 市場とその先鋒たるマスコミは訴訟(司法)を通じても国家に責任を押し付けてきた
 
鈴木康夫 ( 46 東京 建築士 ) 07/12/26 PM03 【印刷用へ
 旧ミドリ十字が製造販売したフィブリノゲンによる薬害訴訟が佳境をむかえている。ここで、製薬会社(市場原理にもとづく主体として)よりも、国(市場を制御する主体)の責任のほうにマスコミの矛先が向いているのが気にかかる。
 
 これまで、エイズにしろ、公害病にしろ、その監督責任として国を訴訟に持ち込んだ事例は無数にある。しかし、これまで、やりたい放題を繰り返す市場社会の主体(企業等)がおこす不祥事を、全て国の責任として帰結させてもいいものか?
 
 本来は、責任論(つまり私権的な金銭=賠償金)でかたがつくような薄っぺらい問題ではないはずだが、根幹部分を扱わないことこそ、法治国家が持つ限界を感じる。原告の心=実は現代人ほとんどが感じている違和感はそこにあるのではないかと思う。

 本当の敵は、私権企業に巣くう市場原理そのものである。つまり、その市場原理(と先導する近代思想)をベースに作られた法令を遵守したところで、何の解決にもならないし、その法令を運営管理するだけの現国家では社会統合機関と呼べる代物ではない。更に言えば、マスコミは、市場原理のもつ猛毒性については口を塞いで、相変わらず、国家責任論を振りまいている。これも、マスコミが市場原理の支配を受けている証左であり、決して信頼できるものではないことがはっきりしてきた。

 結局、国の責任だけを振りかざす輩は、市場原理に毒されていることを示しているに過ぎない。決して、原告の方々の本心はそこにあるのではない。本来の国家とは、国民(みんな)の期待に応望することを第一とする本来的な共認原理で統合されなければならない。ただそれを望んでいるだけだ。 
 
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167827 ニュース番組を見ていておかしい!って感じたこと 匿名希望 07/12/26 PM06

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