市場は環境を守れない、社会を統合できない
167710 地球温暖化問題=新しい市場拡大戦略=国家ぐるみの奴隷化が進行
 
鈴木康夫 ( 46 東京 建築士 ) 07/12/24 PM07 【印刷用へ
昨今の地球温暖化問題は、これまでの要求運動とは位相が異なる。これは、貧困を脱し、もはや、思想に輝きを失った時代になったことを明確に意図した新たな市場戦略の一環である。

 彼ら市場の支配者は、市場拡大を絶対的な命題としている。いままでは、近代思想をばらまき、集団を個人にまで解体することによって、市場拡大の原動力としてきたのが実態であり、国民を消費者という要求するだけの奴隷に貶めてきた。

 しかし、この温暖化問題は、市場の支配者が「不都合な真実」というキャッチフレーズに代表されるように、巧妙に事実であるかのような捏造をマスコミを通して国家ぐるみで洗脳している。これにより、国家による法制度の整備、排出権取引に始まり、税制に至るまで、個人はともかく、生産を担う企業、そして国家にいたるまで、がんじがらめに縛り上げていく。もはや、興味関心をもつものたちの道楽の次元をこえてた、目先の強制圧力と化している。やばいのは、温暖化によって、海面が上昇し国土が消滅するとか、作物がとれないとかという杞憂ではなく、この新しい強制圧力により、国家ぐるみで奴隷化が進行していくことである。極論すれば、
 生産活動によりCO2を排出すると同時に排出権を購入せざるを得ない
 ↓
 であれば、生産せずに排出権を売るほうが儲かる
 ↓
 失業者増大=活力衰弱
 ↓
 それでも生活する消費は必要なので債務国家に転落
 ↓
 国家破綻
  
 共認革命とは、まさに、こういう支配する戦略に特化した輩を相手に闘いを挑むことである。だからこそ、洗脳を解き、自然の摂理に則ったゆるぎない事実体系を根本原理とするパラダイムが不可欠となる。

 これが、新しい認識(パラダイム)が必要な理由の一つである。市場拡大は絶対ではない、それにかわる本来の生き方が求められている。 
 
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