思考革命:問題意識発から可能性発へ
166885 諸悪の元凶はやはり支配階級の観念支配にある
 
パンダマン 07/12/11 PM09 【印刷用へ
>近世・近代に至って市場拡大という現実(自我・私益の拡大)の可能性が開かれると、現実否定の感応観念の内部に自我・私益が取り込まれ、倒錯観念は自我・私益を正当化した欺瞞観念(恋愛・人間・自由・個人etc)に姿を変えた。とりわけ、「権利」とはただ要求することを正当化した架空観念である。(20055 四方氏)

 近世・近代には自我・私益を正当化するための道具として使われていた欺瞞観念だが、現在では少し様相が変わってきているんじゃないかと思う。それは、多くの人において、欺瞞観念が正当化するはずの、自我・私益の拡大という潜在思念の欠乏が薄れてきていることである。

 そうなれば、欺瞞観念は衰弱してもよさそうなものなのに、未だ恋愛・人間・自由・個人etcの欺瞞観念は健在している。それどころか、NPOや社会活動への参加が増加等、自我・私益なき欺瞞観念単体の活動が増加しているのが現実である。

 これは、企業等の私権統合体や支配階級による、欺瞞観念のばら撒きに拠るところが大きいのではないかと思う。欺瞞観念が一つの価値観念として人々に植え付けられ続けている限り、たとえ私権が衰弱しようとも、潜在思念と観念の断層が埋まることはないと思う。
 
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