実現論を塗り重ねてゆく
166743 二項対立的な思考からの脱皮
 
是永恒久 ( 中年 東京 会社員 ) 07/12/09 AM00 【印刷用へ
>歴史を考える上で大切なのは従来の2項対立的な思考を超越しうる「思考のゆとり」である。<(22242)

二項対立的な思考が、現代に氾濫しているように感じる。特にマスコミの論調に顕著に現れているように感じる。底が浅く最も簡単で分かりやすい言葉だからである。

【人間と自然】【自分と他人】【真と偽】
【必要と不要】【戦争と平和】【○と×】
【賛成と反対】【客観と主観】【公と私】

これらの言葉群によって、日常において物事を捉えるときでも、無意識に二項対立的に判断していることが多いと改めて感じる。(思考とは程遠く、非常に短絡的)

この思考方法、現実を二項的に捉えることで、ちゃんと多角的に現実を見ているというような錯覚を起こします。物事はそんな簡単にプラス面とかマイナス面とかを判断できるわけではなく、どちらも共存していることが多いのが現実だと思います。それを無理やり二項対立的に判断すると、中身は実にうくっぺらな現実否定の為の倒錯思考であることが見えてきます。(この思考の代表例が朝まで生テレビ等の討論番組でしょう)

重要なことは、現実を二項対立で捉えることではなく、現実直視することです。そしてその現実直視して見えた事実がどうなっているかという思索です。
 
この思考によって、今まで停止していた思考が動き出すことによってはじめて、「思考のゆとり」が生まれるんだと思います。
 
  List
  この記事は 22203 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_166743
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
『生命と場所』より…生命観
遺伝子の共同体
「利己的な遺伝子」を切開する 1
「利己的な遺伝子」を切開する 2
現状の「科学的事実」と言われているものの怪しさ
現在の生物学には何が欠けているのか
怪しげな「検証」と、危なげな「定説」
事実の体系とは永遠に進化しつづけるもの
一面的な実験データやツールとしての定説に囚われていては事実を見誤る
事実追求のスタンス
専門家集団と事実
科学と社会
「科学的事実」というドグマ
近代科学と知の体系、再考
近代科学について
実証主義を超えて2
専門家集団の自己完結性にひきつけて2・・「丸山ワクチン問題」
原爆をつくった星少年たち 2・・「科学者独自の倫理」
科学者集団の特徴A
数量化できない自然
仏教の対象認識 【受想行織】
詭弁を説明しようとするから難解になってゆく
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(2) 学習観念が役に立たないのはなぜか?
狂気の近代科学技術
原発:近代科学原理主義者たちの産物
なんで、こんなことになってしまったのか?⇒科学者たちの信じられないアホさ加減
素人が創る科学の世界〜プロローグ『科学的認識はすべて仮説、その神格化が創造の壁』
『科学はどこで道を誤ったのか?』(1)プロローグ〜「科学技術は万能」という幻想を打ち砕いた福島原発災害〜
『科学はどこで道を誤ったのか?』(2)古代オリエントの時代〜全てが共認対象として一体であった精霊信仰から精神を上位とし物質を下位とする二元論へ
『科学はどこで道を誤ったのか?』(5)ルネサンス(14〜16c)〜自然魔術による自然支配観念の萌芽と、「科学」「技術」統合への流れ
『科学はどこで道を誤ったのか?』(7)近代の前夜〜「科学技術による自然の征服」という思想の登場〜
『科学はどこで道を誤ったのか?』(9)近代U〜国家体制に組み込まれ、専門化体制の中で無能化した学者〜
『科学はどこで道を誤ったのか?』(10)〜“科学技術の申し子”が起こした惨劇
『科学はどこで道を誤ったのか?』(11)〜“観念の絶対視”が近代科学技術の根本問題〜
科学はどこで道を誤ったのか?』(13)中世後期〜キリスト教の権威付けのための大学の創設により、神の手先の「神官」から「学者」が登場する〜
楢崎皐月氏のカタカムナ説(1) 宇宙から素粒子に至るまで、万象は共通構造(相似象)を示す

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp