人類の同類闘争と部族連合(戦争の起源)
166019 戦争の起源関連の書籍
 
井上宏 ( 40代 新潟 建築コンサル ) 07/11/27 PM02 【印刷用へ
戦争の起源に関する書籍についてできるだけ網羅的に調べ、リストUPしました。
●1.『戦争の考古学』 佐原真
人類の歴史のなかで,戦争はごく最近始まったこと.人間には「殺しの本能」はなく,戦争は必ずやめられる――.世界最古の戦争は9500年前西アジアで始まった。( リンク ) 

●2.『戦争の起源』 アーサー・フェリル
 組織的な戦争と呼べるものがあったという証拠が見られるのは、もっぱら旧石器時代後期の遺跡であり、それ以前からは殆どでていない。(p18)
 古代ヌビアのカダン文化(前1万2000年〜4500年前)の共同墓地、多くの人骨に殺傷痕。・・・・他

●3.『戦争と人間の歴史』 J・キーガン
 ・戦争は人間本性に由来するのか?
 ・原始社会の戦争
 ・農耕民が砦を築く
 ・メソポタミアで軍事文化が発達する・・・・など
 
●4.『人はなぜ戦うのか考古学から見た戦争』 松木武彦
 縄文時代にはなかった戦争が、弥生時代に先進文化として到来した。・・・・主に日本における戦争の始まりを扱う。
 
●5.『都市誕生の考古学』 小泉龍人
 メソポタミアにおける戦争の開始について
ウバイド期の終末期(6200年前〜6000年前頃)に、それまでの平和的な性格と異なり、集落入り口を防御する軍事施設、土製投弾などの武器といった証拠がそろって出現してくる。(参照136752)

●6.『人類にとって戦いとは1』  国立民族博物館監修  
(参照リンク ) 〜戦いの進化と国家の生成〜
農耕牧畜社会において「なわばり意識」が顕在化し、土地が排他的に継承されるようになると、異なる集団間で組織的な戦争が行われやすくなる。

●7.『戦争の世界史−技術と軍隊と社会』 ウィリアム・H・マクリール
戦争の起源についてはあまり詳しくない。メソポタミアのサルゴン王以降の歴史を扱っている。

その他古典的な書籍
●8.『攻撃:悪の自然誌』 コンラート・ローレンツ
著者は動物行動学者。武器の発明が、人間に本来的に備わる「殺戮能力と本能的な抑止能力のバランス」を崩した・・・と展開。

※その他、近代思想家のホッブス、マルクス、ルソーあたりが人間と戦争について述べており、思想的根拠?を提示しているように思う。
 
  List
  この記事は 165683 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_166019
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
人はなぜ戦うのか 「縄文と古代文明を探求しよう!」 07/12/29 PM08
中国:戦争の起源〜環濠集落・囲壁集落の意味 「縄文と古代文明を探求しよう!」 07/12/02 PM02

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp