アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
165915 オーストラリア総選挙で政権交代〜世界情勢は益々アメリカ離れ〜
 
dou ( 20代 ♂ ) 07/11/25 PM03 【印刷用へ
オーストラリアで24日に行われた総選挙で、ケビン・ラッド党首率いる労働党が、ジョン・ハワード首相の率いる自由党・国民党の保守連合に圧勝し、約11年ぶりの政権交代を実現した。更に、ハワード氏は自らも議席を失った。
まず、これに関連するニュースを転載する。

・・・・‥‥‥………‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥………‥‥‥・・・・
 新首相となるラッド氏は、選挙期間中、新世代のリーダーであることを有権者に強く印象付けていた。イラク駐留豪軍の撤退や京都議定書の批准を公約に掲げており、米国との緊密な同盟関係の維持を表明しているものの、外交面ではブッシュ米政権と一定の距離を置くことになる。一方、中国語にも堪能なラッド氏は、中国やアジア各国との連携も深めていくとみられる。
 ブッシュ米大統領は、ラッド氏の勝利とハワード首相のこれまでの功績を称賛。ホワイトハウスは声明で「米国とオーストラリアは長期にわたって強固なパートナーかつ同盟であり、大統領は歴史的関係の継続に向け、新政権との連携を期待している」と表明した。(11月25日10時52分配信 ロイター)
・・・・‥‥‥………‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥………‥‥‥・・・・
24日の豪州総選挙でハワード首相の退陣が決まり、ブッシュ米大統領はイラク戦争開戦(03年3月)を支えた「最後の盟友」を失うことになった。
 ハワード首相の対米協調路線は、米国に追随して京都議定書批准を拒否したことに顕著だった。対米追随が致命傷となったブレア前英首相でさえ議定書問題では米国と一線を画しただけに、ブッシュ大統領にとってハワード首相は米国の世界戦略推進にとって貴重なパートナーだった。イラク開戦を支持したブレア前首相、ベルルスコーニ前伊首相らに続くハワード首相の退陣により、当時の主要な盟友はすべて「過去の人」になった。
 一方、ラッド次期首相はイラク政策などで米国と距離を置くが、基本的には親米派として知られる。ブッシュ大統領は9月の訪豪でラッド次期首相と会談し、イラクからの攻撃部隊撤退では米国と事前協議する約束を取り付けた。アジア近隣外交への比重強化などで摩擦は予想されても、「米豪同盟に大きな影響はない」(外交筋)との見方が一般的だ。(11月24日21時46分配信 毎日新聞)
・・・・‥‥‥………‥‥‥‥・・・・‥‥‥‥………‥‥‥・・・・

ハワード首相は、ブッシュ・小泉等と親交も深く、強い親米派として知られている人物である。アメリカにおいてブッシュが政権について以降は従米路線を推し進めてきた。しかし、オーストラリア国内でもイラク戦争を支持し続け、アメリカと組んで軍事強化を進めようとする姿勢に対する反発も強まっていたようだ。(参考:ウィキペディアリンク
つまり、その意味では日本の状況と近い部分を多く持つ。未だ日本政府は従米路線を崩さない。その政策に対し、明らかに日本においても国民の不信感は高まっている。

引用記事にもあるように、ブレアも退陣し、もはやブッシュは先進国においては完全な孤立状態に置かれた。そしてそのブッシュも来年には退陣に追い込まれることが予想される情勢だ。

そうした世界情勢を考えても、日本もこれまでの従米路線を軌道修正し、今こそ本当の意味での政治を行っていく時ではないか。
 
  List
  この記事は 152869 ブログ1 ブログ2 ブログ3 ブログ4 ブログ5 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_165915
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
ネットで大炎上中の捕鯨動画でオーストラリア人の馬鹿さ加減を勉強しよう 「真実の探求」 08/01/09 PM11
豪で11年ぶりに政権交代!今、世界のトレンドはリベラル&平和志向に+JCD・JC 「日本がアブナイ!」 07/11/26 AM02
打開策が無い無能与党では、「ねじれを問う」解散総選挙をするしかない! 「らんきーブログ」 07/11/25 PM06

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
新しい潮流1 社会捨象→不全捨象の充足基調(’70・’80年代)
新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
新しい潮流3 社会不全⇒認識欠乏の蓄積
新しい潮流4 言葉それ自体が引力を持ち得ない時代
新しい潮流5 実現派は仲間収束から社会収束へ
新しい潮流6 解脱仲間から認識仲間への逆転
仲間圧力と認識仲間
新しい潮流は、新しい人間関係を必要としている
市場社会の、カタワの「集団」
本当は、「集団」に入ったのではなく、社会に出たのだ
古い人間関係は、影が薄くなるばかり
関係パラダイムの逆転1
関係パラダイムの逆転2
活力源は、脱集団の『みんな期待』に応えること
収束不全発の適応可能性の探索、その深くて強い引力
充足基調から探索基調への転換
'90年代の危機感と変革期待の行方
秩序収束と答え探索の綱引き
潮流2:戦後日本の意識潮流
潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向
潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
今後10年間は充足⇒活力を上げれば勝てる 
「日本人はいつ物を考え出すのか?」(1) 共認充足が最大の活力源。'10年代はそれだけで勝てる
市場時代の共認非充足の代償充足⇒解脱(芸能)埋没
'70年〜現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
現代〜近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
大学生が授業に出るのはなんで?
「やりがい」に潜む社会的欠乏
カリスマ 〜自分たちが共認できる価値観への評価収束〜 
仲間収束 2:一人でできない子
「働きたいから働こう」という意識
快美欠乏に替わって、認識の統合が最高価値になった。
判断の土俵とは、人々の潜在思念が作り出した共認圧力の場
『必要か否か』が環境問題に対する基底的な答えになる
芸能か、認識形成か

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp