暴走する悪徳エリートの所業
164877 「テロとの戦い」の欺瞞
 
dou ( 20代 ♂ ) 07/11/08 PM10 【印刷用へ
アメリカは未だに「テロとの戦い」という大義名分(?)で戦争を続けようとしている。しかし、この「テロとの戦い」という言葉は戦争をするための単なる理由付けに過ぎないことは既に明白だ。
その欺瞞性とそれに対する世界各国の対応等について、「どーゆーこっちゃ…!!私は絶対にだまされないゾ」さん(リンク)で端的にまとめられていたので紹介します。

―――――――――――――(以下引用)――――――――――――――
2001年の9.11テロより以前に、
1993年2月に起こった世界貿易センター爆破事件をきっかけとして、
アメリカ国内では

‘ムスリムによるテロ’ばかりが強調されるようになりましたが、
しかし厳密に言えば、
アメリカに対してテロを図ったのはムスリムだけではありません。


1982年から92年の間にアメリカ国内では、
プエルトリコ人が72件、
左翼主義者が23件、

ユダヤグループが16件のテロを起こしましたし、
アメリカ国外でも1994年までに、
ラテンアメリカで44件、
中東で8件、
アジアで5件、
西ヨーロッパで5件、
アフリカで5件という
アメリカを直接のターゲットにしたテロ活動が発生しました。


これらすべてにおいて、
ムスリムの関与は確認されていません。


それどころか、
オクラホマシティ事件が起こった後、
アメリカ国民自身が
ムスリムを狙った嫌がらせ事件を200件余りも起こしています。


パキスタン北西部に広がる
ワズィーレスタンのパシュトゥン人などに言わせれば、
アメリカ軍、
というより、
戦争大統領であるブッシュとその同盟国(仲間たち)こそが
殲滅すべきテロリストに他なりません。


つまり、
いま日本がコミットしようと躍起になっている「対テロ戦争」は、
ブッシュ政権にとって都合の悪いイスラム過激派を相手取った
恣意的な侵略行為なのであって、
決して全世界約160ヶ国における共通のスタンダードとして
認知された慈善戦争なのではないのです。


何度でも言いますが、
私は反米主義者なのではなくて、
‘反ブッシュ・反チャイニー・反ユダヤロビー・反軍需産業’
主義者です。


「アメリカが行うことはすべてが嫌い」
と言っているのではなくて、
「ジョージ・W・ブッシュが主導する対テロ戦争には、
 どうしようもないほどの欺瞞と陰謀が満ち溢れている」
と追求しているのです。


ついでに言っておくと、
小沢一郎がインド洋での給油・給水活動に反対するために

対案として参加を容認しようとしていたISAFには、
NATOを主体に37カ国から3万人の兵力が参加していますが、
その指揮下にあるアメリカ軍は8000人に過ぎません。


しかも、
アフガニスタン南部の治安が悪化していることもあって
ISAFへの兵力の増派を躊躇する国が増えてきています。


例えば、
ノルウェー、デンマーク、スウェーデンは増派を拒み、
また、
フランス、ドイツ、スペイン、トルコ、イタリアは
治安の悪い南部への増派を拒否しました。


現在、
アフガニスタンの南部でタリバンと交戦しているのは、
主にイギリス、カナダ、オランダの軍隊に限られています。


つまり、
イラクやインド洋だけでなく
アフガニスタンにおいても、
ブッシュ主催の「テロとの戦い」に協力する国は
日を追うごとに減少の一途を辿っているというわけです。


ブッシュの独善に恭順することの方が、
遥かに世界のスタンダードから乖離しているのです。


繰り返しますが、
「ブッシュの対テロ政策に反対すること」、
それ即ち

‘知性を欠いた反米主義者の思考’だと

決めつめるプロットの方が

知性を忘却した偏向思考だと断定できるでしょう。


それにこの国の議論の場ではいつも、
「日本がブッシュの対テロ戦争に
 コミットしたときのリターンとは何か」
についての緻密な議論はすべて省略されていますし、
何よりも腹立たしいのが、
今このテーマを大上段に掲げる政治姿勢が

最もポリティカリーにコレクトだと

何の疑いもなく妄信する政治家やマスコミの語り口です。

―――――――――――――(以上引用)――――――――――――――

つまり、日本政府やマスメディアから報道される内容は作為に基づく欺瞞に満ちている。明らかな保身→自己中意識からの世論誘導、国民軽視である。

このような卑怯な行為を平気でいつまでも続ける政治家・マスコミを野放しにしてはならない。
 
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