実現論を塗り重ねてゆく
164822 状況認識の重要性
 
志水満 ( ♂ 東京 会社員 ) 07/11/07 PM11 【印刷用へ
たとえば地球温暖化を環境問題としてとらえられると、その自然科学的根拠としての学説(あえて事実とはいわない)の応酬となる。

>この、あいまいな根拠をもとに政策決定に持ち込めば、自然科学的論理整合性だけが問題とされ、互いの主張に終始する。そして、本質問題は隠れたまま時が過ぎ、政策は実行される。これが温暖化問題の世界的共認と政策実行プロセスだ。<164005

70年代には寒冷化に向かうといわれていた。地球レベルの学問(地学)では今でもそう教える。
それがいまは地球は温暖化に向かっていると・・・少なくとも政府・マスコミはそういっている。

>「地球温暖化にとって人為CO2は大関クラスの原因で、他に横綱クラスの原因があるのではないか」─。IPCC第4次評価報告書の雪氷の章に自らも執筆者として参加した国立極地研究所の藤井理行所長は、そっとこう打ち明ける。<リンク

自然科学的視点にとらわれる限り本質は見えてこない。
課題が大きければ大きいほどより広い構造観念が求められることになると思う。

>事実、構造思考の求める答えとは、内部意識(欠乏や危機や課題)と状況認識をイコールで結ぶことのできる実現回路を開くことであり、その実現回路が内部意識と外部認識の相方を強化・変容させることも含めて、思考の基本構造は実践思考と同じである。<19061

内部意識と状況認識をイコールで結ぶ。その場合状況認識が多いほど答えに近づく。だからそういう発信は多いほどいい。その評価軸はどれだけ対象に同化できているかということの尽きる。
状況認識の重要性に改めて気が付きました。
 
  List
  この記事は 19061 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_164822
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp