実現論を塗り重ねてゆく
164805 潜在思念と構造化(観念)
 
斎藤裕一 ( 43 東京 建築家 ) 07/11/07 PM06 【印刷用へ
>実践思考が主要に潜在思念を使う(内部意識も外部認識も)のに対して、簡単に実践できない⇒答えが見出せないが故に必要になる構造思考では、潜在思念の紡ぎ出す構造観念(主体や状況を構造化した観念)を使う。19061 「思考次元3 本能⇒共認⇒観念の超越思考(構造認識)」


普通人々は、様々な状況認識を行なって行動している。と、(当人は)思っている。しかし、傍から見ていると、その発言や行動方針に疑問を感じざるを得ないことも少なくない。その疑問の出所は、行動を共にする「仲間」の潜在思念との違和感であり、「よし、やろう!」とならない=活力にすっきりと繋がらない、ということである。

恐らく当人は、様々な状況を自らの観念回路を使って読み解き、その結果の方針を立案、表明しているのであろう。しかし、肝心なのは、そこで使われる観念に潜在思念が繋がっていない事だ。潜在思念が繋がっていない観念だけの行動方針は、知ってか知らずか、その潜在思念を封印するための否定意識や、不可能視を温存させている。だから、出てくる行動方針は、最初から限定的で歪曲されてもいる。恐らく当人にとっては不可能とも思える困難課題を抱え込むより、端から課題を限定化したほうが楽だ(=余計な軋轢や説得の労を要しない等)との意識が働いているのだろうと思う。

大事なことは、答えを急ぐことではなく、本当にみんなの役に立つ答え=行動方針を出すことだ。そして、そのことは一人では出来ないことの方が多い様にさえ思う。なおさら周囲の仲間の活力を引き出して様々な協働によって解決していく=答えを見つけていくことが必要になる。

時代の最先端では、序列原理から共認原理へ転換している。そしてそのことは誰しも潜在思念で既に感じている。一度は立案した行動方針が自分や仲間の潜在思念に照らして「活力の出る方向に向かっているか?」を検証することは、その意味で極めて重要になってきている。そして、潜在思念との照合の繰り返しが、次第に主体や状況を構造化して行き、仲間の認める行動方針へと進化していくように感じる。
 
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