健康と食と医
16407 Re:予防接種・・・・
 
端野芳 ( 28 広島 秘書 ) 01/11/16 PM08 【印刷用へ
>しかし、病原菌のなかには、人間本来の免疫力では到底対抗できないような強烈なものがありましたよね、そういう人類を絶滅させるほどの病原菌にたいしては抗体を人工的につくる方法は避けられないことで、ある意味予防接種というのはホメオパシー治療のような自然治癒力を前提とした療法だと思うのですが。(浜永さん)

ホメオパシーについては、何となくしか分かってなかったので、調べてみました。

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ホメオパシーとは、18世紀末のドイツ医師サミュエル・ハーネマンによって確立された包括的な医療体系の一つで、日本語では、同種療法または類似療法と訳されます。「健康な人に投与してある症状を起こすものは、その症状を治すことができる」という同種の法則に基づいています。

例えば、健康な人にアロエを投与すると下痢を起こしますが、そのアロエを下痢の症状のある人に極限まで薄めて極少量投与すると、下痢の症状が治っていくのです。

ホメオパシーでは、レメディー(ホメオパシー医療で使う薬のこと)は、一つの刺激にしかすぎず、刺激されることによって自分の体(感情、精神を含めて)の異常状態に体自身が気づき、自然治癒力が働き、自分で自分を治していきます。

それに対して、アロパシー(西洋医学の対症療法)では、ある症状を化学的な作用で無理矢理とめるので、薬が効いている間は症状は治まりますが、薬が切れると、反動でより症状が悪化したりします。そして、薬を常用しているうちに体が自分で治そうという力がなくなっていきます。

そもそも、ホメオパシーとアロパシーでは病気や症状に対する考え方が全く違っています。

ホメオパシーでは病気や症状を、肉体、精神、感情がなんらかの原因によって崩れた場合、その崩れたバランスを再度、自ら整えようとする際にあらわれたもの、つまり一種の自浄するための手段であると考えます。

一方、アロパシーでは症状や病気を一方的に悪とみなし、ひたすらその症状を押さえつけようとします。アロパシーによって症状をおさえると、たしかにその限定された症状に関しては一時的によくなったかのようにみえますが、体や精神のバランスは依然崩れたままである、歪んだままであるということになります。そして症状という、その人全体のバランスを回復させるための手段を失ったことになりますので、のちにますます不健康になっていきます。

参考サイト:ホメオパシークリニック
リンク(日本で最初に開設されたホメオパシー療法専門のクリニックのホームページ)

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以上のことから判断する限り、予防接種はホメオパシー療法のような自然治癒力を前提とした療法とはちょっと違うように思います。健康な体にわざわざ予防のためといって病原体を注入するのですから。本来、人間がその病原体に対して自然に対抗するはずの機会を摘み取っているのですから、かえって自然治癒力を弱めているように思われます。
 
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16470 医療の問題に関する諸相 石野潤 01/11/17 PM05

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