思考革命:問題意識発から可能性発へ
164045 欺瞞観念でつくられたアメリカという社会
 
野田雄二 ( 46 大阪 営業 ) 07/10/24 PM01 【印刷用へ
>近世・近代に至って市場拡大という現実(自我・私益の拡大)の可能性が開かれると、現実否定の感応観念の内部に自我・私益が取り込まれ、倒錯観念は自我・私益を正当化した欺瞞観念(恋愛・人間・自由・個人etc)に姿を変えた。

市場拡大の可能性が開かれて、実際に起こったことは、誰もが自分の利益を求めて争うことであり、万民を巻き込んだ利益競争である。

自我をむき出しにして、人を追い落としても自分の利益を追求する、自分の好きな相手を獲得する、という行為を美化したのが、自由・平等・博愛・恋愛などの観念。

自由の本質は、自分さえ良ければ他人はどうでも良いという自由。
平等の本質は、強いものが勝つというルールーが平等に適用されること。
博愛の本質は、貧富の格差を産み出す社会構造を温存すること。
恋愛の本質は、社会や家族を無視して独占欲を充たすこと。

全て、醜い自我を美化、正当化するために作り出された、ごまかしの為の観念。この観念に導かれてつくられた国アメリカがどうなったか。

激しい貧富の差、多発する犯罪、武力による民族弾圧、現実に実現した国家は自由・平等・博愛とは程遠い。欺瞞観念は頭の中で空想するだけの観念であり絶対に実現しない。

実現するのは、美化や幻想化された社会ではなく、自我を正当化した醜い社会という現実である。
 
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