実現論を塗り重ねてゆく
163447 市場拡大という旧思想が、社会問題の本質を見えなくする
 
船長 ( 26 ) 07/10/14 AM11 【印刷用へ
『環境はなぜウソがまかりとおるのか2』より引用。
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 何でもそうですが、最終目的とそれを実現するための方法があります。目的は環境をよくするということで、これに対しては誰も文句はない。しかし、そのときの方法がある。方法というのはあくまで手段だから、当然メリットがあればデメリットもあります。
 ところが、この場が日本にはあまりない。政府が一旦方針を決めると、それに賛成する人間しか審議会に出られません。だからそこでは議論にならず、結局その時の政府の御用学者たち方法でやりなさいとなると、それが目的化してしまう。そうすると本来の目的と背反するようなことが起こる。環境をよくすることが目的のはずなのに、リサイクルしなければならないとなると、今度はリサイクルが目的になってしまう。「方法の目的化」です。そうするとリサイクルに反することは全部悪いことになり、どんなに無駄でも意味がなくても、とにかくリサイクルしましょうという話になってしまいます。(略)
 最終目的に達するためには現時点でどんな方法が好ましいかということを、常に監視しながら議論してやっていかないと、とんでもない方向に行ってしまう危険性があります。しかし、そういう議論をするだけが、みんなで「いいですね」と頷きあっている。1人や2人はアリバイ的に反対する人もいるけれど、基本的にそんなことは関係なく話が決まっていく。
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環境問題の本質を見ようとしないから、「どうしたらいい?」も全く分からない。その結果、目先のリサイクル運動に収束し正当化してしまうから、リサイクル以外は全く考えられなくなる。これが環境問題の現状である。

>云うまでもなく環境破壊・肉体破壊の原因は、市場拡大にある。にも拘らず、市場拡大を推進してきた旧思想に代る新理論を構築できず、当の旧思想に依拠したままなので市場の補完運動に堕し(それではごく一部の人しか参加しないので)、環境運動のNW化さえ出来ないでいる。9050

大衆の潜在的な欠乏を観念化した新理論を学べば、社会状況を正確に捉えられることができるから、環境問題の原因も市場拡大(=旧思想)だと分かる。

「社会問題(環境)をどうすればいいか?」に対しては、旧思想に変わる新理論を発信し、新理論の共認形成を図ることが最大の可能性となるのだ。
 
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