実現論を塗り重ねてゆく
162761 構造認識は一人で作り上げるものではない
 
ギニュー特戦隊 ( 47♂ ) 07/10/05 AM01 【印刷用へ
>しかし、否定や自我に囚われた潜在思念が(20世紀を通じて)基本的に変わらない限り、それらに基づいて作られた「構造認識」が基本的に変わらないのは、当然である。(その後、肯定派の「構造認識」が増えてゆくが、肯定意識に基づいている点でも、自我観念に基づいている点でも、偏った一面的な「構造認識」でしかないのは、同じである。)(18717)


 '70年以降、構造認識の閉塞状況は深刻になり、ますます難解・不明確になっていく。
他にもさまざまの閉塞状況(経済破局や環境破壊etc)はあるが、構造認識の閉塞は最も重大だ。
 なぜならば、それによって社会の危機・課題が不鮮明化or歪曲化され、規範や秩序が崩壊し、社会全体の統合が不可能になるからである。

 構造認識も自然科学、社会科学、人文科学の順に、つまり認識の対象が外界から人間内部(心理学等)へと向かうにつれて、欺瞞ないし妄想は深刻になる。
 ここで敢えて理系と文系という区別を立てるなら、理系から文系へと分野が移るにつれて認識の対象が万人に開かれた外的なものから秘められた個人的な内的なものへと移行するからである。
 「ポストモダン〜言いたいことがない思想 。」 渡辺卓郎 氏 (161256)で引用されている「ラカンの評論の一部」などを読むと、認識暗黒時代と言っても過言ではない様相を呈している。

 自然科学や数学の分野の論文を発表したならば、忽ち第3者によって検証され、事実であるか検証される。
 捏造である場合は『韓国ソウル大の黄禹錫元教授のクローン研究捏造事件リンク』のように世の中にその事実が晒されてしまうのである。
 しかし、社会科学、人文科学の分野に近付くにつれて歴史の解釈や意識潮流の分析に学者自身の都合の良い解釈や事実歪曲が入り込んでいても、検証は困難を極める。

 昔から哲学は、一人の人間が作り上げるものとなっている。(逆に自然科学は、共同研究というのはよくある)
それが、欺瞞・妄想の温床となり、社会科学・人文科学が閉塞していく必然性を示しているのではないだろうか。
 
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
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