共認運動をどう実現してゆくか?
159432 課題の立て方
 
阿部佳容子 ( 45 大阪 営業 ) 07/08/22 AM02 【印刷用へ
8月11日のなんでや劇場「ブログ『晴耕雨読』の市場論に学ぶ」は、市場論における新しい認識=答えを提示されたという内容そのものもさることながら、そこにいたる過程、とりわけ課題の立て方において非常に興味ひかれる体験であった。

晴耕雨読さんのブログを予め要約した30題弱の黙読。その段階で、彼の思考の幹となるものを固定し、参加者全員で共有する。その上で本日の議題として、
1.供給=需要、市場原理の追求
2.金融(システム)論
3.近未来論
という課題が立てられた。

各論において、晴耕雨読さんの原ブログを呼び水としながら(検証しながら)、市場の起源から現代までを歴史貫通的に俯瞰し、市場の原理、からくり、しくみを解き明かしてくれた。

会議前、配布された要約レジメを手にしたとき密かに感じた「うわ〜、これを一個一個つぶしていくのか〜」という杞憂は、あっという間に消失し、気が付けば、数千年という時間を、「市場」という切り口一本で一気に切り拓いた思いだった。

なかでも、「需要」と「供給」の原初として「欠乏」と「価値」を提示し、そこにどういうしくみが加わったら「需要」と「供給」という関係になるのか?という問題提起は、結果として「市場」と「(人間)存在」が繋がり、より深い理解、認識の定着を後押しした。

>『認識』は各人の日常的な最先端価値(=統合価値=評価指標)であり、また基礎的に社会を統合する機能をも果たしているが、それ自体は社会を統合する最先端機能たり得ない。社会を統合する最先端機能は別に要る。(31767)

仕事をはじめとする日常にも課題、問題は恒常的にあり、それぞれのレベルでささやかな答えが求められている。ひとつひとつの雑多な現象事実を目前にして、どのような視点、切り口で課題を立てるのか?問題提起をするのか?答えを急ぐ余りおろそかになりがちだが、そこでの精度が後々の成果に繋がるのだと思う。

ましてや、社会統合という地平。それは決定的な役割を果たすのだろう。

>では、大前提となる次代の同類闘争圧力とは何か?それは既に、前稿で明らかにされている。即ち、人々の認識欠乏に応える認識競争の圧力こそ、まぎれもなく新たな同類闘争の圧力である。(31767)

認識競争の圧力を新たな同類闘争の圧力としてとらえ、それを活力源としえたら、おのずと課題設定の重要性に自覚的になり、答えを導くことに寄与することができる。そう考えれば、案外誰にでも担えることのように思った。
 
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7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
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