アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
159418 イスラム金融と小泉元首相と飯島元首相秘書官の接触
 
彗星 ( 中年 ) 07/08/21 PM11 【印刷用へ
[大島信三のひとことメモ]のブログに、『イスラム金融に目を向けよ』(リンク)と題して、イスラム金融と小泉元首相と飯島元首相秘書官の記事が掲載されていましたので投稿します。
[原始人の日記・ぼやき・独り言]『(人脈追跡)イスラム金融呼ぶ“小泉流” 外交の裏側で地下水脈つなぐ』(リンク)のブログもあわせて見てください。
--------------------------------------------------転載
けさの日本経済新聞の「人脈追跡」という欄は、「イスラム金融呼ぶ“小泉流”」、「外交の裏側で地下水脈つなぐ」という見出しで、小泉純一郎前首相の首席秘書官をつとめた飯島勲氏(61)が取りあげられていた。へえーっ、飯島さんは、イスラム金融まで首を突っ込んでいるのか、と思った。記事の書き出しは、こうだった。

<7月5日夜、東京・銀座。日本で「イスラム金融」に火を付けた3人が集まっていた。「最後だからどんどん食べて」。前首相の小泉純一郎の首席秘書官をつとめた飯島勲(61)は、駐日クウェート大使のガッサン・ザワウィに大トロやサーモンのすしを勧めた。駐日イラク大使のガーニム・アル・ジュマイリは、みそ汁に舌鼓を打った。ザワウィは、ロンドンで始動するクウェート政府肝いりのイスラム金融銀行の会長に転出が内定。飯島は送別会を開き、交友関係の維持を誓い合った>

周知のように2003年、小泉首相はイラクのサマワへ自衛隊派遣に踏み切った。そのとき、小泉首相と飯島秘書官は、在京イスラム外交団との連携に心をくだいた。小泉首相は、約40人の大使らを招いて食事会をひらいたりしていた。記事によれば、飯島さんは、クウェートのザワウィ大使が、1990年のイラクのクウェート侵攻のとき、バグダッド駐在だったことを知ると、イラクのジュマイリ大使も招待して、「両国の歴史的和解」を祝う会食を催したこともあるという。飯島さんらしい、気配りだ。この会食のとき、クウェートとイラクの大使は、飯島さんに、「イスラム金融に目をむけるべきだ」と説いたという。

イスラム金融といえば、わたしも5か月ほど前から興味をもった。週刊ダイヤモンドが3月24日号で、「脅威のイスラム」という特集を組んだとき、その特集のパート1が、「資産残高50兆円を突破! 世界を席巻するイスラム金融」であった。なんでも、イスラム金融というのは、コーランの教えにしたがって、利子をとらないのだという。では、どうして金融機関は利益をあげるのだろうか。「ダイヤモンド」誌は、イオンクレジットサービスのマレーシア現地法人が、日系企業初のイスラム金融方式を取り入れた債券(スクーク)の仕組みをつぎのように紹介している。

<店頭には、ダイヤモンドの写真が置いてある(本物は金庫のなか)。カネを借りにきた顧客に写真のダイヤモンドを5000リンギットで販売し、即座に4000リンギットで買い戻し現金を支払う。すると顧客の手元には、4000リンギットの現金と5000リンギットの債務が残る。顧客は、自由に使える現金4000リンギットを手にし、分割払いで5000リンギットを返していく。差額の1000リンギットが、イオンクレジットの利益となるが、商品売買を介していることで、利子には当たらなくなる>

ずいぶん、まわりくどいことをするものだが、オキテ破りは禁じられているのだから、これも生活の知恵であろう。こういうイスラム金融方式が、世界で徐々に定着し、巨大な資金を動かしているという。日本は、産油国であるイスラム諸国に莫大な原油代を支払っている。イスラム金融の有効活用で、オイルマネーの還流を図れないものか。いずれにしても、けさは、イスラム金融というものにタッチしているひと筋の有力な人脈があったことを知って、意外かつ頼もしく思った。

:::::イスラム金融【いすらむきんゆう】(リンク

イスラム教の教義に基づく独自の金融手法。教義は利子を「不労所得」として禁じているため、融資は物品のリースや割賦販売の形で行い、代金や手数料、投資の配当などの名目で対価を受け取る。「イスラム金融サービス委員会」(IFSB)の本部があるマレーシアはイスラム金融市場を積極的に育成しており、「スクーク」と呼ばれるイスラム債の発行が活発に行われている
-----------------------------------------------転載終了
このイスラム金融とは、るいネットでも152869の記事やFinancialJournal(リンク)でも触れられていますが、金貸し金融業と同じく、だましのテクニックで、巨額の富を蓄積しているらしい。

 まったく、金貸しの金転がしのような手法である。ものを媒介しているので、不正取引には当たらないようだが、全く実質の生産価値を生んでいない。ここに、頭を突っ込む小泉・飯島は、何を考えているのだろうか?調査が必要かもしれない。
 
  List
  この記事は 152867 ブログ への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_159418
  ※トラックバックは承認制となっています。

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp