古代市場と近代市場
159054 ロスチャイルドメモ @:1923〜20世紀初 金本位制の成立と限界→南ア支配・ロシア革命へ
 
南風小僧☆ ( 天然おやじ 島国 ) 07/08/16 AM02 【印刷用へ
           
19世紀末イギリス(ロスチャイルド財閥)は、金本位制の限界から、金を求めて対外戦略を活発化させていく。

・1823年 イギリスで通貨法成立。イングランド銀行が発行する銀行券の発行量は、
 >「イングランド銀行が保有している金と銀の地金を通貨換算した値に、1400万ポンド(後に1600万ポンド)を上乗せした分だけ」とされた。これにより、スターリング・ポンド(権威あるポンドの意)は、世界でも飛びぬけて信用が置ける通貨となった。

>19世紀後半から20世紀初め、イギリスは金本位制を続け、ポンドに対する絶対的な信用があることで、金融面で圧倒的な地位を維持し続けることができていたが、「イングランド銀行が保有する金+1600万ポンド」に通貨発行量が抑制されていたために、経済成長を続ける為に必要なマネーを十分に供給することができなかった。

>ではどうするか?それはイングランド銀行が保有している保有金を増やすことである。保有している金の量が増えれば、それだけ多くのベースマネーを供給することができ、それにより経済活動を活発化させることができる。

>1899年 南アフリカで金とダイヤモンドの鉱床が発見されると、ロスチャイルド財閥のイギリスは、この国の支配を企てた。セシル・ローズの支援を受けたアルフレッド・ミルナーが三次にわたるボーア戦争を仕掛け、先住のオランダ系ボーア人を征服した。

>ロスチャイルド資本は、当時、世界で最大の金保有者であったロシアのロマノフ王朝にも目をつけた。彼らはロシア帝国が自分たちの同胞であるユダヤ人を迫害するのが我慢ならなかったという。そこで、レーニンやレオン・トロツキーといった革命家たちに資金を援助して、革命という体制の転覆を支援したのである。第一次世界大戦中の1917年にボルシェビキ革命が成功して、翌年にニコライ2世とその家族が全員銃殺された。

>このことで、同王家が保有していた莫大な金塊は、革命の動乱のさなかに超安価でイギリス(ロスチャイルド)に流れた。

引用元: リンク 
    「実物経済の復活」 副島隆彦

ロックフェラー財閥が石油を元に発展してきたように、ロスチャイルド財閥はイギリスの金本位制とともに発展してきたため、金との結びつきがベースになり、そこから金融技術(銀行システム)を発展させた。
 
  List
  この記事は 158941 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_159054
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
4/29☆なんでや劇場トピックス 〜ロシア革命と金貸し〜 「路上で世直し なんで屋【関西】」 09/05/02 PM04
159190 ロスチャイルドメモB:ロシア革命とソ連支援 南風小僧☆ 07/08/17 PM10
159055 ロスチャイルド メモA:1914〜第一次大戦の狙い 南風小僧☆ 07/08/16 AM02

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp