アメリカ→官邸→マスコミによる支配
157931 自民大敗の背後にあるものA〜両天秤にかけられた自民と民主=二大政党制の罠
 
山澤貴志 ( 42 鹿児島 ITコンサル ) 07/07/30 AM01 【印刷用へ
今後、アメリカ闇の勢力の中核を担うと目されているジェイ・ロックフェラーが民主党・小沢一郎と親密な関係であることは周知の事実である。

>細川内閣発足に先立って、その立役者である小沢が著した『日本改造計画』(講談社93年6月刊)はCIAの手で英訳され、全世界で発売されたが、その英語版の序文は、なんとJ.D.ロックフェラー(4世)米上院議員が執筆した(講談社インターナショナル94年9月刊の英語版初版本のオビに「CIA訳」とある)。
>これによって、小沢がロックフェラー人脈にスカウトされて旧田中派から引き剥がされ、米保守本流の「お気に入り」となったこと、また今後いかなるスキャンダル工作によっても失脚させられない(CIAが小沢を守る)ことが全世界に明らかになった。
>【旧田中派に「残留」した野中は、のちに小沢のことを「悪魔」「国を売るような者」と罵るが、それは、小沢が角栄の教え子でありながら、角栄の仇敵ロックフェラーの配下になったことを指している。】
>ところで、英語版の序文の中でロックフェラーは、小沢が作った細川政権を「日本で初めての都市型政権」と呼んでいる。つまり、米保守本流は日本に都市型政権を作りたかったのだ。
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勿論、安倍とてアメリカとのパイプは太い。ポストブッシュ=小泉体制に向けて、実は安倍もジェイとの関係構築に入っていたという。

>政治評論家の板垣英憲氏によれば「安倍政権は、そもそもの始まりからブッシュ政権と、ぎくしゃくしていた」という。「ブッシュ政権のバックには・・デビッドロックフェラーがいます。彼から安倍氏に対し、総裁選の前に資金援助の話があったそうです。しかし安倍氏はその申し出を断り・・ジョン・ロックフェラーW世からの協力は得たのです」そこには日米関係の今後を見据えた安倍氏なりの意図があったのかもしれない。シティグループのオーナーでもあるデビッドは92歳。ロックフェラー家の実権はやがて70歳のジョンに奪還されるのは目に見えている。ブッシュの任期も来年11月まで。ならば米国民主党に近いジョンとの関係を強化した方が外交的にはメリットがあるのだ。
>ただ問題は、ジョンにとっては必ずしも安倍氏が首相でなくてもよいということだ。「ブッシュ政権下では、デビッド=ブッシュ=小泉という強固なトライアングルができていた。しかし、ジョンと安倍氏はそこまでの関係は築けていない。むしろジョンは昔から小沢一郎との仲がいいんです。また松下政経塾出身の政治家にも目をつけているようです。誰がアメリカに都合のいい人物か、秤にかけている段階でしょう」好むと好まざるにかかわらず、米政財界が日本の政権に与える影響力は大きい。・・安倍政権はアメリカという巨大な後ろ盾を失いつつある。

以上、月刊誌「宝島」9月号より

この安倍の選択を踏まえれば、新保守主義を標榜しつつ、何故か中国・韓国訪問を優先し、ブッシュ訪問を最後に回し、ついでに民主党のマイク・ホンダによる屈辱的な「日本に対する慰安婦問題の謝罪要求議案」に何故か、安倍が弱腰な理由もわかるというものだ。

おそらく何よりも、ジェイ一派が期待しているのは、マスコミ次第でなんとでも操作できる政治体制であり、そのためには、農村共同体に基盤を持つ自民党を弱体化させ、マスコミ次第でなんとでもなる二大政党制をつくっていくことであろう。そのために安倍にも小沢にも両天秤をかけているのである。

実際、今回の選挙戦で、安倍氏自身が攻撃対象になっている訳ではない。主要に攻撃されたのが、農政族そして(デビッド一派に近い)防衛族であったことは、ジェイ一派の周到なマスコミ操作を象徴しているのではないだろうか。
 
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