マスコミに支配される社会
157069 いまやマスコミはデスノート
 
佐藤英幸 HP ( 44 新潟 塾長 ) 07/07/18 AM00 【印刷用へ
これだけ短期間に大臣が次々と亡くなったり、辞めたりして、なにかおかしいと思うのが正直な庶民感覚だと思います。30年前ごろまでは、汚職があって、野党が金権政治だと糾弾して、裁判までもつれ込んで辞職するという、主権(選挙)で選ばれた人を何らかの原因で辞めさせるために、国政調査権を有する立法機関(国会)が告発して、司法機関(裁判所)に立証してもらう、みたいなプロセスを踏んでいました。その数年から十数年の間に、汚職はいけないんだ、金権政治は汚いんだ、許さないんだ、政治と市場の関係を日本流に見直してきました。『赤旗』でさえ、『クリーン三木』と褒めていた時代もありました。

要するに、野党、与党、両方とも国益派だったころもありました。戦前ならなおさらでしょう。国益派の中の主戦派と反戦派みたいな感じでしたし、主戦派にもその思惑は期限付き開戦派とか徹底抗戦派もいたのでしょう。いずれにしても、国益を守るためという大義名分に関して国民は疑わずにすみ、国益の守り方の議論ができたのではないかと思います。

でもマスコミはいつの世でも違っていました。売れればいい、注目されればいい、そのためなら事実でなくてもいい。毎日紙面のページ数が決まっていて、空きスペースをどのように埋めようか、そればかり考えています。しかし、現実社会は芸能界ではないから、そうそう毎日スキャンダラスな事実が連発する筈がありません。芸能界はその道のプロですから芸能誌の要求に応じてスキャンダラスなドラマを生演出することもいとわないでしょう。政治や経済はそうは行かないから、なにか仕掛けを作っておく、心理学的時限爆弾を仕掛けておく、そこまでやらないとなかなか思うようには記事は書けないでしょう。私はこれは立派なテロだと思っています。

ゆっくり時間をかけて読者を引き込むのが推理小説なら、事件に巻き込む、読者に時間を与えず庶民を生出演させ、出演者に責任を取らせ、演出家は何を昔のことをと知らん振りするテロがマスコミだと思います。(実際の人の命も企業の命も彼らの尺度でデスノートに書かれます。)
 
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157210 デスノートに書き込む悪意の投稿者たち 佐藤英幸 07/07/20 AM00

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9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
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