私権原理から共認原理への大転換
153977 日本人の武器は「戦争の技術」ではなく「戦争をしない技術」
 
田野健 HP ( 46 兵庫 設計業 ) 07/06/09 PM11 【印刷用へ
>しかし、そのように、アメリカの金魚の糞みたいな外交を続けていたのでは、世界からの信頼は得られず、返って国を危うくするだけである。実際、北朝鮮問題でも6ケ国協議に参加しているが、日本の発言権はないに等しい。
・事実をもとに言うべきことを言う。アメリカを怖がる必要はない。事実を知り、広めることが「戦争をなくす」ための最大の武器である。15286

縄文塾を運営しておられる中村忠之先生は5日毎にメールマガジンを送信しておられる。70歳を超える高齢の方が精力的に自身の瑞々しい縄文的認識を振り絞っておられる。その方からの最新のメールマガジンに日本人の最大の武器について書かれてあったので紹介したい。

>北朝鮮における核実験・ミサイル発射実験以来、日本でも「核武
装論議がかまびすしい。唯一の被爆国として「絶対駄目!」式の核
アレルギー発想は論外としても、西欧型のバランス・オヴ・パワー
という発想、「目には目を〜」と言う報復型では、決して物事は解
決しないことは、中東の紛争、インドVSパキスタン、イランの動
向を見ても明白である。
日本が戦後60年に亘って、お仕着せだと言われる「平和憲法」
を後生大事に護ってきたことは、本来平和を欲する国民性のなせる
稀有の現象であって、ただ現実性に欠けるとして、無闇に非難され
るべき問題ではない。
(中略)
>今必要なことは、周辺状況の変化から、従来の地政学的枠組みの
徹底的見直しであり、それを怠ってきたことも事実として直視する
必要性である。すなわち制海権から制空権へのシフト、また航空機
による制空権から、ミサイル及び軍事衛星という「制宇宙権」とで
も言うべき時代への対応である。

>国力から言って、北朝鮮などと言う取るに足らぬ国の脅しに対し
て、膨大な軍事費を掛けた自衛隊の装備の多くが陳腐化しているこ
とに気付かねばならない。
また軍事的常識だが、国際的世論の非難を浴びる都市攻撃よりも
軍事基地の攻撃を優先して防衛力を排除する方を選ぶことを重視す
れば、まず為すべき事はそうした攻撃に耐える堅固な基地の構築な
のだが、果たして政府にしろ防衛省にしろ、どこまで認識されてい
るのだろうか。さて防衛手段は別として、では安全保障としての核
武装以外の対策はあるのか。

>荒唐無稽と嗤われるかもしれないが、私は日本という、縄文以来
平和の技術を継承してきた日本において、世界に貢献する「平和的
技術」の存在価値を最大限に謳うべきだとしている。(以上抜粋)  

中村忠之氏の平和的技術とはまさに日本人が持つ本源性そのものだと思う。しかしそれを平和的技術と称した中村氏のアイデアは素晴らしいと思う。戦争自体が、陳腐なものになり始めている現在、日本人はその本源性を使って国と国の間を埋めたり繋げたりと様々な社会的貢献をしていくのに機は熟してきている。
 
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2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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