西洋医療と東洋医療
153351 最後の一言「ありがとう」
 
花筏 07/06/02 PM09 【印刷用へ
>義祖母はその数週間前、食事を受け付けなくなり、腎機能も徐々に衰弱し、体の機能が徐々に低下し、所謂老衰によりその89年の生涯を“安らかに”まっとうしようとしていた。

しかし、医者によると、その状態は餓死を許容し、手当てを行わない犯罪行為になる可能性があるという。<152246

父方の祖母は40余年前に認知症を患い彷徨を繰り返した後、寝付いて十日程で亡くなりました。

寝付いてからは掛かり付けのお医者さんが、往診に来て下さって、聴診器を当てながら患者家族への声掛けと調合薬(四角の紙を三角に折った袋に薬が入っている)か水薬を置いて帰られる日々で、死亡診断書は老衰でした。

祖母は鹿児島の女で男尊女卑の厳しい中で、若くで主人を亡くし女手ひとつで子どもを育ててきた気丈な人で、嫁にも非常に厳しい姑で孫にも怖い祖母であり体罰は日常茶飯事でした。母は認知症になった後の一層世話が大変になり忍の一字で耐えていました。

寝付いて会話も意識もない状態でしたが、亡くなる寸前に意識が正常に戻って、母にこれまで聞いたことがない「苦労かけたな、ありがとう」が最後の一言でした。

母はその一言でこれまでの苦労も辛さも恨みも全て氷解したそうです。

病院で苦しい延命治療を受けていたら、この言葉は聴けなかったと思うと、昔のような血の通った医療の必要を感じます。
 
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