>実現論は、共同体・類の成員がその時々の経営問題や時事問題を分析する中から、しだいに史観的な形に整えられて、出来てきたものです。
>実践的・現実的な問題から出発し、その原因分析を4〜5人のグループ会議や、100人余りの劇場会議を重ねて行ってきました。
>会議を媒介にしてテーマを決め、分析を深めてきたので、誰がどの部分を担当したかというのはハッキリしていません。
>この様な全員参加の会議(勉強会)にも拘わらず皆の興味・関心が深まっていったのは、その時々の時事問題や経営上の実践的問題から出発しながら、底に達するまで徹底して原因を分析し人類の原基構造を解明するという、流れの繰り返しでやってきたからではないかと思われます。
>この初稿あるいは今から書き直す第2稿(’02年版)を叩き台として、『みんなの統合理論』の構築に賛同された協働者の方々の投稿をもって、今から本格的な改良・進化が始まっていくと考えています。
『実現論の形成過程』(236)
いままで、あまり明確に意識していませんでしたが、実現論の形成過程からるいネットの形成過程から社会統合機構をつくることまで、全て『みんな』が羅針盤となり、『みんな』で作り上げることを鑑としていることに気づきます。
当然、社会の役に立つ為には、社会の全ての人々に受け入れられるものである必要があり、仕事と同じく、期待に応えるという『共認』の人間本来の機能の中心部をなしているもののが、その『みんな』だからだと思います。
全ては、『みんな』という視点がない限り、ずれた思考となり、現在のマスコミの捏造を繰り返す構造となるのだと思いました。
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