本当に温暖化しているのか?それを判断する材料として地球の温度変化の歴史を見ていきたい。
地球温暖化が問題視されているが、平均気温を見ていくと1891年〜2006年までの上昇温度は0.8度になる。北半球で0.93度、南半球では0.66度になるリンク
100年で約0.7度上昇していることになり、このオーダーは地球史においてどういうレベルだろうか?
この1万年間の日本の平均気温の変化を見てみるリンク
実は100年で1度のペースで上昇したのはこの間で2回ほどある。一番大きな変化は7000年間〜6600年前で400年間で約4度上昇している。最も上昇した6600年前は現在より2度ほど温度が高い。
>6000年前(6500年前とする本もあり)をピークにする温暖な期間があった。太陽活動が活発で、年平均気温は現在より2〜4度高かった。7000〜5000年前までのこの時期をヒプシサーマル期、あるいは気候最適期と呼ぶ。氷河が縮小することにより、海面が上昇し、海面は現在より数m高くなった(縄文海進)。
さらに40万年の地球史を見ていくと−9度と+3度の間を10万年の周期で上下してきた。124719
むしろ、絶滅の危機は40万年間に5回訪れた寒冷化の時期にあった。
現在は2000年前から安定期に入り、全体としては500年前から100年で0.1度ほどのペースで緩やかに温暖化してきている。
0,8度の上昇をミクロで見ていくと1891年〜1980年の約90年間に0.5度、1980年〜2006年の26年間で0.3度上昇している。
100年で1度近い上昇ペースは確かに急激な温度変化の部類に属するのではあるが、大きく地球史の観点で見ていくと生物が生存許容できるレンジの中にある。再び必ず訪れる寒冷化へのアドバンテージにもなると言う説もある。
温暖化の問題は上昇温度の分析ではなく、複雑に絡み合う原因構造の解明にある。都市化、市場化、人口問題、自然現象・・・・。
そしてどうやっても避けられないのが地球規模で訪れる気候循環としての温暖化、寒冷化があることも忘れてはいけない。現在の文明社会は平均気温が1度上がっても1度下がっても極めて脆弱な構造をしていることを組み込んで温暖化問題を長いスパンからも俯瞰しておく事が必要だと思う。
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