アメリカ:闇の支配構造と略奪戦争
152115 外資による企業買収を可能にしたのは、日米金利差?その原因構造は?
 
中村英起 ( 47 佐賀 会社員 ) 07/05/20 AM06 【印刷用へ
>帝国循環とは、ドルが基軸通貨であることにより、各国はドルを貿易決済に使うとともに、貿易黒字で儲けたドルを持っているだけでは増えないので、アメリカ国債や株に投資する。結果的にアメリカ帝国にマネーが還流していくしくみ。

>日本の統合階級たちは、先の見通しもなくアメリカに追従して、この構造を支えている。上記のような構造を逆手にとって、世界や日本の真の安定のために戦略的に行動することが求められているのではないだろうか?“帝国循環”とかいっても支えているのは、こちらなのだ。(150763)

三角合併解禁により外国企業によって国内企業が乗っ取られようとしている。
そうした状況の中で何故、政府や日銀はアメリカを支えるのでしょうか?国内の経済や企業が破綻するよりもアメリカ追従が大事なのはなんで?


「株式日記と経済展望」のブログに
日本の資金がアメリカに回る仕組み=日米金利差を解説しています。

米国は財政赤字を補填するために、日本からの資金導入が必要なことは言うまでもないが、日本の外貨準備高9000億ドルのうち、7000億ドルが米国債の保有である。
理由は極め付きに単純明快。日米の金利差である。
(米国の政治圧力? それは二の次でしょ)
 
ちなみに前掲エコノミスト誌の最新データによれば、
日本の国債10年モノ標準金利  1・73%
米国の同上           4・74%

日米金利差は、絵に描いたように3・01%。
要するに3%の金利差があれば、日本のカネは米国へ向かう。プラザ合意前後から、日米金利差はつねに3%。
これが米国が日本の金を吸い上げる装置である。

日本が金利を上げなかったから「円安」が続くのである。日銀の専管事項である金利の決定を、背後から自民党と官僚どもが束になって圧力をかけたからである。かれらは米国の走狗なのか、といえば、そうとばかりもいえない。

つぎに輸出業者が円安に裨益して、これが株価上昇に繋がるという短期的、近視眼的現象に日本の政策決定者が重点を置きすぎた結果である。
輸出好調の自動車、鉄鋼、製造機械、精密期間などなど。円安によって予想外の経常利益を達成した。

引用終わり
リンク

日米金利差が、3%を維持することで常に日本からアメリカに資金が吸い上げられる。そしてアメリカに回った資金が、外資企業の買収資金となり三角合併(企業買収)を可能にしていることが分かります。

この日米金利差が、常に3%維持される仕組み=プラザ合意の真意は、アメリカ追従の政府の意向だけではない様にも思います。

この金利差は、輸出入業にも影響します。
円安における国内企業の中でも自動車・製造機械メーカーは強いが食品メーカーは弱いと言った政治的な力関係と目先の利益にも原因としてあるのではないでしょうか?
 
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152776 外資と闘う経営者たち 田中直人 07/05/27 AM11
152672 アメリカの赤字を日本の貯蓄で埋め合わせ。・・・・主権を放棄した日本政府! 南風小僧☆ 07/05/26 AM05
152358 日本という国は国会よりも中央官庁、それよりも米出先機関の外資の方が力を持っている 匿名希望 07/05/23 PM00

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