生命原理・自然の摂理
151585 多細胞生物の起源は?
 
チウエ* ( 兵庫 ) 07/05/13 PM08 【印刷用へ
多細胞生物が生まれたことによって、より複雑な生物が誕生し、人類が生まれるに至りました。
では人類の元となった多細胞生物はどうやって、どんな環境で生まれたのでしょうか。
最古の多細胞生物とは?エディアカラ動物群に見られるクラゲのような生き物でしょうか?
古い時代の多細胞生物は動物でも植物でもないのは何でだろう?
興味は尽きません。

以下、多細胞生物が生まれた環境を想像するヒントになったエッセイを紹介します。

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多細胞生物の起源(リンク)より

scene-1 私たちは多細胞生物である

私たち人間はもちろん、私たちが目で見ることができる動植物は、ほとんどが多細胞生物である。多細胞生物とは、目に見えないほど小さな細胞が寄り集まってできている生き物のことで、人間ぐらい複雑な生き物になると、10兆個以上の細胞の集合体なのである。
およそ38億年前に生まれた最初の生命体は、単細胞だった。現在でも地球上には、アメーバやゾウリムシなどのように単細胞の生物は生きている。単細胞生物の中には、植物と動物の両方の性質を持つ生物がいる。植物のように光合成をしながら、動物のように食物も摂ることができる。その細胞は、人間を作っている細胞よりもはるかに複雑で、はるかに効率が良さそうに見える。もっと小さな単細胞生物である細菌などにいたっては、空気中、土の中、水の中など、あらゆる場所で生きていくことができるのである。
ではなぜ、そんな便利な生活を捨てて多細胞生物になる必要があったのだろうか?

scene-2 生き残り戦略の最終兵器

38億年前に生まれた単細胞の生命体は、30億年以上も単細胞のままだった。しかし、細胞の内部は、どんどん進化して、葉緑体やミトコンドリアなどを作りだし、細胞自体も大きくなっていった。より大きな生き物は小さな生き物を食べることができる。食物連鎖の原点が出来上がったのである。しかし、小さな生き物たちのなかで、これに対抗して進化の最終兵器を考えだした生き物がいた。“体が小さいなら、みんなで集まれば大きくなれる”。これが単細胞生物の集合の始まりであり、多細胞生物の起源になったのである。多細胞化は、他にもいろいろな利点があり、生物界のブームになっていく。細胞が寄り集まることにより、内側にいる細胞はより安全で、外部の温度変化などの影響を受けることが少なくなる。そして、生きていくための仕事の分業までもが可能になっていく。食べ物を摂ることに専念する者、子供を作ることに専念する者、捕食者を監視する者。やがて、それぞれの細胞はお互いに緻密な連絡が取れるようになり、より複雑な生命体へ、そして様々な形態の生物へと進化していくのである。このような多細胞生物が生まれたのは、今から10億年前のことである。

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生き残り戦略の最終兵器。
寄り集まれば利点が生まれる。
そんな生命原理の原点を見た気がしました。
 
 
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