暴走する悪徳エリートの所業
151031 特権階級は、国民を裏切っているという自覚はあるか?!
 
ハイネケン 07/05/05 PM10 【印刷用へ
『尊敬されたいという欲望は、金銭欲なんかよりはるかに強いと思う。(中略)とにかく、身内の人々に感謝されようとすることが、国民に対してはたいへんな裏切りとなるのである。その構造が問題なのである。個人の道義の問題ではない。

私企業にももちろん身内意識、共同体意識はあると思う。それが働く意欲の原動力になっている。しかし、私企業には歯止めがある。あまり共同体のメンバーの福祉のことばかりやっていたらつぶれてしまう。一般の企業の製品は、共同体の外部の人たちに役立つから買われるのだから、外部のことを無視することはできない。そういう歯止めがある。私企業は腐敗しても限度がある。省庁は親方日の丸で、どれほど共同体の外部の人たちに有害無益であってもつぶれない。そこが怖い。』

上記文章は、省庁の天下りの問題について岸田秀氏が述べたものからの抜粋だ。つまり、権力の腐敗とは、自分達の身分や利益を最優先して社会(みんな)の期待を裏切ることであり、さらにそれを正す機関(存在)がないためその腐敗ぶりに歯止めが効かないということである。

上記は親方日の丸である省庁について述べられているが、マスコミもまったく同様であるといえる。

発行部数絶対、売れればよいという業界内の極めて矮小な評価軸のもと、そのことしかアタマになく、デッチあげ報道を垂れ流している。なるほど過激な見出しを載せれば消費者は買うかもしれない。しかし、その報道は有害無益で、報道の基本たる“事実”ではないのだ。

本来の社会的役割を捨象し、己の立場や身分を守ることしか考えなくなった愚かな者達の姿がここにある。

マスコミも省庁も、特権階級は完全に腐敗している。


『 』岸田秀 古希の雑考(文芸春秋)より抜粋
 
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