暴走する悪徳エリートの所業
150312 週刊朝日からの質問状
 
類塾本部 07/04/26 PM07 【印刷用へ
(この投稿は、週刊朝日から4月25日午後8時に届けられた類塾本部宛ファックスを転載したものです。)

平素、取材などでご便宜をいただき、ありがとうございます。
先日は取材時間をいただき、ありがとうございました。今回、さらに、お伺いしたいことがあり、ご連絡しました。お忙しいところ誠に恐縮ですが、4月26日(木)午後6時までに、ご回答のほど、よろしくお願いします。
御社の類塾が運営している「類塾ネット」を拝見しますと、4月20日付で、「類塾本部」名で投稿があり、「週刊朝日に、類塾を誹謗中傷する記事が掲載されました。それは、極めて悪質な捏造記事ですが、その記事が全く事実無根であることを、以下の論点から明らかにしたいと思います」として、「塾では、教科教育以外の思想教育は、一切行っていません」「本格コースでは、社会問題も扱っていますが、学習内容は、生物史および人類史の学習がメインで、思想教育など全く行っておりません」「『異様な思想』というのは、朝日が中傷して言っているだけで、中身は、生物史や人類史という歴史的事実を研究しているだけです」などと書かれています。

 このため、弊誌は「類塾ネット」の「生物の進化と人類の歴史」の「秀作一覧」から、教育内容が類推できる子どもたちの投稿内容について、生物学や人類学の専門家の意見を聞いてみました。
 すると、専門家からは数多くの疑問の声が聞かれました。その一部を挙げてみます。

・投稿には「戦争は誰が起こしたか知っていますか?それは『遊牧部族』です」「人類が殺し合いを始めたのは、たった6000年前からです」などという内容のものがあるが 、戦争の起源や初期の人類の生活についてはいろいろな説がある。根拠があやふやなものを断定的に伝えることは問題である。

・投稿には初期の人類の生活について「住んだ場所は〜洞窟〜」「食料は骨の髄・頭蓋骨の脳味噌・コケ・虫・木の根など」「生きている動物は絶対に食べないということです」などという内容のものがあるが、初期の人類は洞窟以外でも暮らしていたし、死肉だけを食べていたわけではない。

・投稿には「ではなぜサルは木から落ちてしまったのでしょうか? それは足の指で枝をつかめなくなってしまったからです。これは何も理由無く突然起こった先祖帰りの突然変異(遺伝子の突然変異)です」とあるが、人類の指の形が変わったのは地上で生活するようになってから後のことで、この表現は間違っている。

・投稿には「原モグラ、ホ乳類は、オス1匹、メス3匹の集団を作り、ボス集中婚の形をとっていました」「これが母系集団で、それは哺乳類の摂理ともいえる」などという内容のものがあるが、雌雄の生態は哺乳類の中でも個々の種によって様々で、このように単純化した表現は間違っている。

・投稿には「強くなった生物はなぜ絶滅しちゃうかというと、強くなった生物にとって今の環境でもう満足しちゃっているから進化する必要がないんです。だから環境が大きく変化しちゃうと適応できなくて絶滅するからなんです」「長期的な目で見るなら、もっと凄い大進化を遂げるのは弱者であり、逆境の中から可能性が生まれるのだから」など、自然科学の説明に「強い」「満足」「凄い大進化」「逆境」など道徳的価値判断を伴う用語が入っている説明をしているものが多数見受けられる。自然科学を使って人間の道徳を語ることは、人間に都合の良い事象だけを取り上げることに繋がる危険があるため、教育方法として問題があるのではないか。

 そこで質問ですが、
@上記のような専門家の疑問の声について、どのようにお考えですか。
A上記のような声を聞くと、「本格コース」は一般的に社会に認められている生物史、人類史の「歴史的事実」を教えるものではないように感じ られますが、いかがお考えでしょうか。
B「思想教育など全く行っておりません」と類塾本部の投稿にあります が、授業を受けた子どもたちが、「現代では『男女平等』と言って、中 性化している。男女の役割共認があるから一緒にいる意味があるの   に…」など、岡田社長が「実現論」で書かれたような考え方をもつようになり、それを「秀作」としてネット上で評価していることは、「思想」の教育の結果ではないかと考えますが、いかがお考えですか。
C類塾ネット上で、弊誌記事を「極めて悪質な捏造記事」と決め付けられていますが、記事のどの部分が「悪質な捏造」なのか、お教えくださ い。
 
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