実現論を塗り重ねてゆく
150242 「変わる」ということ
 
野村徹 ( 42 愛知 建築士 ) 07/04/25 PM08 【印刷用へ
多くの人は変革期待を持っているし、変革願望を持っている。
現在のように収束できる先が見えず、活力源が見つからない時代においてはそれは当然で、適応不全⇒適応欠乏の生起がおこり、まずはいろんな方向に可能性を探索する。
例えばそれは90年代前半にブームになった自分探しであったり、90年代後半の癒しブームだったりする。

しかしこの探索基調も2000年に入りすこし下火になりつつある。それに変わって顕著になってきたのが、既存の制度や秩序への収束である。
2001年の小泉フィーバーが顕著なように、政治の流れは明らかに保守化を強めているし、90年後半から始まった資格志向は2000年に入り若者の仕事収束という新潮流に繋がってきた。

適応欠乏⇒探索基調(探索疲れ)→身近な(目先の)規範・制度に収束する流れが現在の意識潮流の本流だろう。

>従って、規範(制度)共認の圧力=場こそが、権力をも包摂して終う、より包摂的な場(圧力の場)なのである。 実現論4_6_05

実現論の最後にある上記一文の認識に則していえば、この目先の規範・制度の共認圧力の壁がいかに根源的ものであるか再認識できる。

しかしこの壁は絶対的で普遍的なものではないことは、人類史や生物史を学べばあきらかである。事実の認識を学び、現実の課題を前にひとつひとつパラダイムを転換していけば、かならず意識は塗変わってゆく。
社会が変革するとは、新しい認識に塗変わっていくことに他ならない。実現論勉強会を通して、「変わる」ということの意味を学んだように思った。
 
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 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
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大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
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自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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