現代意識潮流を探る
148821 現在のストレスは圧力と活力源のズレから生じている
 
阿部和雄 ( 41 東京 設備士 ) 07/04/06 PM11 【印刷用へ
「ストレス社会」といわれて久しいが、昔はそんな言葉はなかった気がする。貧困が消滅した'70年以降、盛んに使われるようになったのではないだろうか。

とすると「ストレス社会」とは、私権第一から共認第一へ潜在意識は転換しながら、顕在意識は私権の価値観に支配されたまま、という場と主体のズレ、圧力と活力源のズレから生じていると考えられる。

確かに昔なら、私権圧力と私権を求める人々の意識は一致していて、仕事の悩みや人間関係の軋轢などは、私権獲得に向かう活力の中では些細なことだったのだと思う。

現在鬱などでは、ストレスを避けてリラックスするように、という処方箋が出されるが、これは活力を削ぐだけでなく、根本原因のズレをそのままに精神病理をますます進行させるだけである。

圧力ではなくズレが原因だとすれば、主体の意識そのものを私権第一から共認へ(共認圧力=同類圧力を対象化できる認識へ)と塗り替える必要がある。新認識は現代の精神病理の処方箋でもある。


 
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