日本を守るのに、右も左もない
148684 評価共認の指標としてのお金が変質しつつある
 
渡辺卓郎 ( 35 東京 設計士 ) 07/04/05 PM00 【印刷用へ
お金という、旧い世界の身分や秩序の象徴であった指標が変わろうとしています。私権をどれだけ獲得したか、それを示すものとして皆が互いを蹴散らして奪い合っていたものから、現実の必要度を測るモノサシへと。

共認動物の生命線が評価共認であることは、いつの時代も共通する普遍の原理です。だからこそ、私権時代の秩序において、貨幣という観念共認が体感共認に取って代わり、評価指標として君臨し得たのでしょう。

しかし、この観念共認の前提を成す私権秩序が現実の社会を統合する機能を失いつつある今、お金という観念がその機能を変化させつつあるということは、非常に興味深い事実です。

>考えてみれば、本能生物の世界では環境(=外圧)が
>変わる時、その新たな環境に適応すべく生み出された
>最先端機能の下に旧機能が収束して、全体が再統合
>される。

生物が進化(=適応)するとき、新しく生まれる機能は、何も偶然の遺伝子の突然変異だけに頼っているわけではありません。

最先端の機能へ収束する適応の過程では、あらかじめ用意された器官が、あらかじめ用意された身体の道筋を移動しながら、その表出する最適な位置と形質を探し求めるのです。

これは、今まさに人類が必要としている最先端の新しい認識闘争の場に、旧い意識(=お金という観念)が、その中身を変質させながら評価指標として登場しつつある現実と、見事に符合します。

僕らが、変わり続ける現実世界の中で、どうやって生き延びるかを考えるとき、まず立ち戻るべきは、生物が適応する基本原理だということを実感させられます。
 
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10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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