実現論を塗り重ねてゆく
148487 法令を増やしても、問題が解決しないのは何で?
 
浅野雅義 ( 39 滋賀 不動産 ) 07/04/01 PM00 【印刷用へ
 マスコミ、学者、官僚という現在の社会統合階級の中で実はあまり目立たない官僚の社会への影響力は計り知れないのではないかと感じます。昨今、やたらと様々な分野において膨大な法令が公布され続けています(参照:最近における法律案の提出・成立件数 リンク)。

 しかも、それらのほとんどは対症療法的で本質よりも現象寄りの具体的過ぎる法案が多い。

<19年度の公布条約例>
「経済上の連携の強化に関する日本国とメキシコ合衆国との間の協定第五条3及び5の規定に基づく市場アクセスの条件の改善に関する日本国とメキシコ合衆国との間の議定書」
「二千年の危険物質及び有害物質による汚染事件に係る準備、対応及び協力に関する議定書」

 では、なぜ、こんなことになっているのかといえば「根幹が間違っている→どんどん現実の社会、すなわち人々の意識との乖離が大きくなり問題が多発する→その問題現象に対応したルール(規範)的な法令が作られる→しかし、対症療法ではまたその隙間を縫って問題が現象化する」という関係になっているからではないでしょうか。

 そもそも、根幹とは何か。
 
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◆日本弁護士連合会HPより抜粋引用(リンク
・日本国憲法の根本にある立憲主義は、近代立憲主義の考え方を継承し発展させ、「個人の尊重」と「法の支配」原理を中核とする理念であり、国民主権、基本的人権の尊重、恒久平和主義などの基本原理を支えている。
・「個人の尊重」とは、人間社会における価値の根源が個人にあるとし、何にも勝って個人を尊重しようとするものである。一方では利己主義を否定し、他方では全体主義を否定することで、すべての人間を自由・平等な人格として尊重しようとするものであり、個人主義とも言われる。
・「法の支配」とは、専断的な国家権力の支配(人による支配)を排斥し、権力を法で拘束することによって、国民の基本的人権を擁護することを目的とするものである。
・このように、日本国憲法は、「個人の尊重」と「法の支配」を中核とする立憲主義に基づくものであり、すなわち、すべての人々が個人として尊重されるために、最高法規として国家権力を制限し、人権保障などをはかるという理念を基盤とした憲法である。
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 つまり、「憲法=個人の尊重(個人主義)」という根幹そのものに、人々の意識とのズレが生じている。というよりも、法令群が作られれば作られるほど、また新たな問題が発生する近代法治国家システム(ひいては、近代思想=自由、平等、人権)そのものに根本的問題があるのではないかと思います。
 
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148621 法律は問題を前提に存在している 小林雅志 07/04/04 PM02

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