環境破壊
148281 「環境問題=生存圧力⇒科学技術で克服」は旧パラダイム
 
野村徹 ( 42 愛知 建築士 ) 07/03/30 AM00 【印刷用へ
>また、追求の結果、例え自然サイクル説の法が正しいという結果が出たとしても、今人類の過剰生産問題を考えるというのは、人類の未来を考える上で、重要だと思います。

>ところが、過剰生産を抑えるという最重要な課題は、二酸化炭素だけが原因という根拠希薄な論理にすり替えられ、過剰生産はそのままにして、二酸化炭素を減らす技術を開発するという、本末転倒の流れを作り出しています。147556

現在の環境問題は「全人類的生存課題」実現論4_2_03として捉えられず、私権闘争の同類圧力=CO2削減技術→新商品の開発→新たな市場の開発となっており、本質的な過剰生産問題は捨象されているのが現状です。

この構造を下の図解に沿って考えて見るとスッキリと理解できます。



500万年前  |生存圧力|       |期待応合|⇒観念機能
人類      |    |       | の  |  ↓    
        |環境問題|======⇒|同類圧力| 事実認識
        |    |       |    |  ↓
        |    |       |    |  ↓
6000年前  |    |  −−−− :    :  ↓
        |    | |私権闘争|:    : 科学技術  
        |    | | の  |:過剰生産: の発達
        |    |⇒|同類圧力|:問題は :  ↓   
        |    | |CO2削減|:捨象  : 生存圧力
        |    | | 技術 |:    : を克服
         −−−−   −−−− :    :←← 
      <<<<<パラダイム 転   換 >>>>>>>>
                     :    : 
35年前                 |期待応合| 共認機能
                     | の  |⇒観念機能
                     |同類圧力| の更なる
                     |    |  進化

【図解】実現論 場の転換 イ.人類500万年のパラダイム転換(後半)
144486 一部加筆


いま人々が感じている不全は、先端的に現れている環境問題(CO2の排出量や、温暖化の数値)よりも、過剰生産・過剰消費に対する違和感にあると思います。

このような社会になった原因分析とこれからどうする?という応え作りが、同類(人類)の期待に対する答えです。そのために共認機能観念機能をさらに進化していくことがみなに期待されている。

つまり環境問題=生存圧力⇒科学技術で克服という旧いパラダイムではなく、期待応合の同類圧力⇒共認・観念機能のさらなる進化⇒人類的課題に応える創造競走=共認闘争として環境問題を考えてく、このパラダイム転換こそ現在求められている認識である。
 
  List
  この記事は 147556 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_148281
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
炭素税をめぐる議論3 〜CO2削減に有効な政策は?〜 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」 07/11/22 PM06
炭素税をめぐる議論4 〜ポスト2012をどのような課題として捉えるか〜 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」 07/11/17 PM11
炭素税をめぐる議論2 〜“環境”のお面をかぶった新たな徴税システム!?〜 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」 07/11/14 PM06
炭素税をめぐる議論1 〜エネルギー関係の主な税金の対象と使途〜 「金貸しは、国家を相手に金を貸す」 07/11/13 PM11

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
「経済破局に至る基本構造」
銀行国有化しかない
金貸しの没落=私権原理の終焉
2008年、世界金融危機は何を意味するのか?
西欧近代:宮廷ユダヤが王族への借金をカタに近代国家システムを形成
日本銀行の通貨発行の仕組み
影に隠れて暴走してきた金貸しの支配が明るみになった
TPPをめぐる俗論を反証する@〜横行する数字のトリック、おかしな議論への反証
TPPをめぐる俗論を反証するA〜「国益VS農業保護」論は、国益に反する
国破れてTPP在り
忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼル@
忘れられた経済学者シルビオ・ゲゼルA
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(2)カール・ポランニー
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(3)ミヒャエル・エンデ
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(5)エルンスト・フリードリッヒ・シューマッハー
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(7)サティシュ・クマールその2
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(8)ヴァンダナ・シヴァ
脱金貸し支配・脱市場原理の経済理論家たち(9)宇沢弘文
江戸時代の思想11 大衆支配のための既成観念を全的に否定し、新概念を創出しようとした安藤昌益
現状の経済システムに問題あり
作られた物欲
過剰消費のもう一つの理由
消費社会と受動社会がつくり出す、矛盾と危険性
国債残高
貨幣の問題をめぐってC
貨幣の問題をめぐってD
長期金利の上昇は本当に起こるのでしょうか?
市場「原理主義」の限界
市場は等価交換ではない、外部不経済を捨象している
等価交換など存在しない
消費の自由のいかがわしさ。
消費が変わる。消費を変える。
「所有価値」から「利用価値」への転換
市場社会は人間の欲望を飽くことなく増幅させるーーー金銭犯罪の五つの類型
フェアトレードは市場拡大の幻想取引ではないか?
自我経済学から共認経済学へ
「需要発から供給発へ」
諸外国の公共事業民営化はなぜ失敗したのか?

『るいネット』は、46年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp