>また、追求の結果、例え自然サイクル説の法が正しいという結果が出たとしても、今人類の過剰生産問題を考えるというのは、人類の未来を考える上で、重要だと思います。
>ところが、過剰生産を抑えるという最重要な課題は、二酸化炭素だけが原因という根拠希薄な論理にすり替えられ、過剰生産はそのままにして、二酸化炭素を減らす技術を開発するという、本末転倒の流れを作り出しています。147556
現在の環境問題は「全人類的生存課題」実現論4_2_03として捉えられず、私権闘争の同類圧力=CO2削減技術→新商品の開発→新たな市場の開発となっており、本質的な過剰生産問題は捨象されているのが現状です。
この構造を下の図解に沿って考えて見るとスッキリと理解できます。
500万年前 |生存圧力| |期待応合|⇒観念機能
人類 | | | の | ↓
|環境問題|======⇒|同類圧力| 事実認識
| | | | ↓
| | | | ↓
6000年前 | | −−−− : : ↓
| | |私権闘争|: : 科学技術
| | | の |:過剰生産: の発達
| |⇒|同類圧力|:問題は : ↓
| | |CO2削減|:捨象 : 生存圧力
| | | 技術 |: : を克服
−−−− −−−− : :←←
<<<<<パラダイム 転 換 >>>>>>>>
: :
35年前 |期待応合| 共認機能
| の |⇒観念機能
|同類圧力| の更なる
| | 進化
【図解】実現論 場の転換 イ.人類500万年のパラダイム転換(後半)
144486 一部加筆
いま人々が感じている不全は、先端的に現れている環境問題(CO2の排出量や、温暖化の数値)よりも、過剰生産・過剰消費に対する違和感にあると思います。
このような社会になった原因分析とこれからどうする?という応え作りが、同類(人類)の期待に対する答えです。そのために共認機能・観念機能をさらに進化していくことがみなに期待されている。
つまり環境問題=生存圧力⇒科学技術で克服という旧いパラダイムではなく、期待応合の同類圧力⇒共認・観念機能のさらなる進化⇒人類的課題に応える創造競走=共認闘争として環境問題を考えてく、このパラダイム転換こそ現在求められている認識である。 |
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