収束不全:やりたいことが見つからない
148203 目先の子育てが短絡脳を作り出す
 
辻一洋 ( 41 北海道 企画 ) 07/03/28 PM11 【印刷用へ
子育てパパ、教育パパの心底に適応種を育てる意識はあるのだろうか?

「子は親の背中を見て育つ。」と古くから言われているが、それは課題に向かう親の姿を見ることが前提にある。
その親に同化=真似し、大量の失敗経験から自ら工夫思考を育みながら成長するのである。

課題とは言うまでもなく闘争課題であり、かつては生産課題が中心であった。しかし、市場社会は生産の場を家庭から分離し親の姿を見えなくした。さらに貧困が消滅してからは生産圧力すら二義的なものとなり、親自身が課題に向かう気力を失ってしまった。

親が子育てを課題化することは決して誤りとは言えない。しかし、子育てを課題化すれば、それは必然的に子どもを取り巻く社会状況を対象化しなければ方針は出せない。そして、それは親自身にも取り巻く閉塞状況でもある。

社会閉塞の答えが見つからないといって、安易に捨象し受験や子どもと遊ぶことだけを課題化する目先思考の短絡脳では、子どもも短絡脳にしかならない。
>人類がほぼ克服し得たのは動物的(本能を直撃する様)な自然圧力・外敵圧力だけであって、本能では感取できない、しかし観念機能では認識or 予測できる人間的(超動物的)、かつ全人類的な自然課題・外敵課題は、未来永劫生まれ続ける。しかも、人類がそれらの課題の中の何をどれだけ重視するかは、人類の共認に委ねられている。つまり、全人類的生存課題→期待と応望(=追求・創造)→評価闘争=共認闘争→社会共認の形成、そしてその社会共認にとって重要な新たな人類的生存課題が更に追求され、その環が塗り重ねられてゆく。これが、同類圧力社会=共認社会の基本パラダイムである。 実現論4_2_03

親がどこまで観念を使い社会を対象化し同類圧力を形成できるか、その姿を子どもたちは見ているのだ。
 
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9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
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12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
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