古代市場と近代市場
147847 西欧近代:宮廷ユダヤが王族への借金をカタに近代国家システムを形成
 
南風小僧☆ ( tennenoyaji simaguni ) 07/03/23 PM11 【印刷用へ
近世以後、ヨーロッパではユダヤ人たちが国王に財務担当として仕えるようになり、国家経済を掌握するとともに、政略結婚を通じてみずからも貴族となっていった。ここに現在の、近代国家システムと闇の支配勢力の原型がある。

>16世紀末、封建制と資本主義の過渡期的政体、「絶対主義王政」を担う形で、中欧では富裕層の中から「宮廷ユダヤ(ホッホユーデまたはコート・ジュー)」が登場、新政体下で完了や宮廷の維持費、外征の戦費などの予算拡大に苦しむ君主の財政を支えた。(146551

さらに、
・宮廷ユダヤ人( コート・ジュー)たちは、王様から借金証書(これが国債の元も形)を取って、大金を貸した。その借金証書の質( 担保)として新しい税金の品目を考え付いた。「王様、どうかこのお金を使ってください。その代わりに、私めに新しい税金を取り立てる権限を与えてくださるならば、きちんとお金を集めてみせましょう」と宮廷ユダヤ人(財務官僚) はいったのである。
・ついでに貴族や王族たちの娘たちと自分の息子を政略結婚させる形で、宮廷ユダヤ人たちは次第次第にヨーロッパ各国で自ら貴族の称号を身につけるようになったのである。これが近代国家なるものの本当の姿である。お札の発行権や国家借金証書の発行権などを、実質的に宮廷ユダヤ人たちが握るようになったのだ。
(「戦争経済に突入する日本」副島隆彦より引用)

ロスチャイルドやロックフェラーのように、現在の国家の中枢を握りながら、表にでてこようとはしないで、裏から表向きの権力者を操る。彼らような闇の支配勢力の原型は、宮廷ユダヤ人といえる。

近世、宮廷ユダヤは、身分や金融支配力を安定させるためにも、貴族や王族という旧くからの国家系の支配勢力と結びついていった。
整理すると
・まず戦争や贅沢にいそしむ国王に金を貸し、影響力を強めていく。
・借金の証拠として、借用証書(国債の原形)を書かせる。
・その借金証書をカタに、紙幣発行権を得る。(銀行を設立し、こんどは銀行から利子・期限付きで国王に貸し付ける。中央銀行の始まり。)
・さらに、同じようにして、徴税権を得る。

→このようにして紙幣発行という、市場の血液である貨幣の発行と、徴税 (これも貨幣で)という回収手法を合わせて、大衆を巻き込んで市場拡大に邁進する近代国家システムが誕生した。これ以後誰もが貨幣欠乏の虜とならざるを得なかった。
その中核を担ったのが、王族にさまざまな政策をアドバイスしながらも、吸血鬼のように張り付いた宮廷ユダヤだった。

※彼らが、王族や貴族と結託しながら闇の支配勢力化していったのは、市場拡大に有利な市民革命→民主主義という政体を優先させたorせざえるを得なかったからだだろう。

 
  List
  この記事は 147843 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_147847
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
175835 お金を借りたい側の意識も問題 まりもん 08/05/07 AM01
169708 「土地の個人所有」の概念→ 村落共同体解体→ 近代市場及び主権国家の形成 井上宏 08/01/26 PM00
165164 ユダヤ人・シオニストを批判すると犯罪人に? アメリカで制定されたとんでもない法律 tanvool 07/11/13 PM00
161971 19世紀末ユダヤが欧米の政界進出 →国家へ武器売付 南風小僧☆ 07/09/24 AM01
158368 『戦争経済に突入する日本』副島隆彦著
「見せかけの「景気回復」の陰で国が企んでいること」
猛獣王S 07/08/06 PM02
151270 宮廷ユダヤ人の実態 谷光美紀 07/05/09 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、47年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp