新しい男女関係(→婚姻制)の模索
14707 匿名の性犯罪
 
石野潤 HP ( 46 大阪 教務開発 ) 01/10/27 PM01 【印刷用へ
>現在話題になっている炭疽菌の問題、愉快犯、詐欺これらは全て匿名による犯罪行為である。もちろん、影に隠れての誹謗中傷、これもいうまでもなく立派な犯罪行為である。
>言葉を変えれば、匿名という方法を利用し、責任を追及されないように影に隠れて人を貶め、傷つける最も卑劣な行為である。しかも問題は特に近年この手の匿名犯罪がどんどん社会に広がりつつある事である。(14529)

近年の性がらみの重大な犯罪が増えているように思う。そして従来の男女関係に起因する犯罪とその中身が大きく変化しているように見受けられる。

従来の男女関係から生じる犯罪は、実関係における愛憎をベースにしていた。浮気や心変わりなど、相手の独占を裏切られたことを契機としていたのではなかろうか。性そのものが秘匿されていても、犯罪自体が皆の目から隠れて行なわれたとしても、当事者にははっきりと関係づけられていたはずである。

ストーカー犯罪などは、実関係としての男女関係が存在しないものも多い。一方的にほれ込み、一方的に振り向いてくれないと怒り、一方的に自我に狂い犯行にいたる。犯罪にいたる動機と言うほどの実関係が存在しないのである。犯行が秘密裏に行なわれるというだけでなく、被害者には動機そのものが不明な匿名の犯罪者である。

中国道少女放置事件では、ツーショットダイヤルという互いの素性さえ分からない関係の上に生じている。また、道具としてのプリペイド式携帯電話も今でこそ規制されているが、匿名購入が可能であったと言う。

犯罪における匿名性が拡大していっているとも、匿名の性関係が拡大している中で犯罪が発生しているとも言えるのではなかろうか。
 
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