現代意識潮流を探る
146620 雑誌「POPEYE」に感化された世代
 
やまと ( 日出国 ) 07/03/07 PM01 【印刷用へ
1980年前後の10年くらいは、ロッキード事件、日航機ハイジャック事件、KDD事件など序列統合がガタガタと崩れ、79年には自民党が大敗して政局は揺れ動いた。また、構造不況といわれて市場も不安定な時代だった。

その中で、メディアは何を発信していたのだろうか。まだ、パソコンが市場に出回らない時代、テレビに代わる発信基地として新しい雑誌が次々に生まれ、成長していった時代があった。当時の雑誌は、いまのインターネット同様、新しい価値観がもっとも手早く効果的にメッセージとして発信され、受け手もまたそれを身近に感じられるようなメディアだった。なかでも象徴的なのが平凡出版(マガジンハウス)から1976年に創刊された「ポパイ」という雑誌である。

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当初は月2回女性誌のan an別冊Men's an an POPEYEとして、コラム・マガジンとしてスタートした。『気分は○○』、『スグレモノ』、『○○大好き少年!』など、ここから生まれた言葉も数多い。80年代から90年代からはファッションやセックス・サブカルチャー・ライフスタイルを紹介し、同じく集英社のメンズノンノや講談社のホットドッグ・プレスとともに、人気男性誌としてリーダーマガジンとなった。アメリカ西海岸のスタイルを日本に初めて紹介したことでも知られる。
********************************(ウィキペディアより)リンク

「ポパイ」の原型はアメリカ西海岸のカタログ雑誌文化にあったが、社会不全には一切触れなかったので当時の若者に覆い被さる世情不安、社会不全を捨象する効果はテキメンだった。見たこともないアメリカの若者の生活スタイルを真似ることで、大人たちとは違った人生を歩むのだと思い込んだのである。社会のことなど一切考えず、自分たちの充足だけを追い求めた当時の若者達。彼らはしゃにむに勉強するなどカッコ悪いという価値観を持っていた。

私権観念は無効化しつつも、社会や課題や観念を捨象するという時代を過ごした若者達が壮年になった現在、不全は捨象しきれないレベルまで高まってきた。充足基調のハシリでありながら本源収束しきれない中途半端な世代が、団塊の世代の残した負荷を支えきることが出来るだろうか。

 
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216716 かつて雑誌は若者を動かした 匿名希望 09/10/08 AM02

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