実現論を塗り重ねてゆく
146519 自我、性の拘り派フロイト
 
TAB ( 48 広島 会社員 ) 07/03/05 PM11 【印刷用へ
>他方、現実に自我と性の可能性が開かれたにも拘らず、(何らかの個人的欠陥→)非充足の故に深く自我と性に拘り、人間(意識)を「客観的に」対象化した自我派も、結局、自我と性を根幹とした偏った「意識構造」しか提示できない。<

精神分析学を確立したと言われるフロイトが自我、性の拘り派の代表的人物。

>オーストリアの精神科医フロイトは、患者の生育環境や日常生活を調べ、患者の多くが、意に反して欲求を抑圧してきたことを突き止めた。そして,患者のもつさまざま症状は,この抑圧を無意識の自己がくつがえそうとするものであると考えた。とりわけ、かれが注目したのは幼児期以来の性的欲求の抑圧であり、ここの症状の隠れた原因を求めた。<
文英堂「理解しやすい倫理:精神の深層フロイト」より引用

19世紀後半、ヨーロッパのフランス革命、産業革命、植民地政策などから、市場社会への進展にあわせ、それまでのキリスト教を軸にしていた精神統合から,かつての神の座に自我を置く意識様式が考えられた。新しい意識の統合様式に移行していた時期に考えられたからこそ、自我、性=個人に強く拘った考えや思想がもてはやされた背景であろう。

構造認識とは人間社会を統合する為の普遍的認識であり、言うまでもなく社会や集団が対象となる。

自我、性=個人を深く、追求しても、所詮普遍的認識は生まれてこず、偏った認識にしかならないだろう。
 
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 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
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大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

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