心の本体=共認機能の形成過程
145533 子育ても集団や社会を前提にしないから閉塞する
 
安藤太地 ( 27 埼玉 会社員 ) 07/02/22 PM05 【印刷用へ
>仲間に踏み込むことにためらう若者は多い。それには理由がある。今の親和仲良し集団を前提に考えているからだ。そこでは、相手の個人的性格くらいしか踏み込む理由はない。その場合の判断基準もまた、指摘する側の個人の中にあるのと変わらない(135461)。


これはそのまま子育てにも当てはまると思う。

「子供はみんなで育てるもの」という意識はすでに半顕在化しているが、それを阻んでいるのは、子育てに対する個別意識であり、背後には婚姻制度がある。
したがって子育てが上手くいかないと、その責任は全て個人(親、母親)に向けられるという恐怖感が常に付きまとう。

つまり個人の資質として子育てを捉えようとすると、周りの問題指摘も自己攻撃としてしか受け止めることができず、どんどん圧力忌避の方向に向かう(→家庭の密室化)。


>踏み込んで指摘するには、その理由がみんなに共認されるという確信がいる。そのような確信は、集団や社会を前提としなければ持ちようがない(135461)。


個人という枠を取り外し、集団や社会の中の子育てと捉え直すと、問題捨象、評価忌避をしていること自体が閉塞感を生んでいることに気づく。
それは社会的な評価圧力(=期待圧力)に常にさらされている仕事に通じるものがある。


女は子育てをみんなからの真っ当な期待と評価圧力の場に開きだすこと。
男は子育てをそのような場に引き上げること。


その先に女が望む深い充足感が待っているのではないだろうか。
 
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