心の本体=共認機能の形成過程
145266 家族で感トレ
 
健石知子 HP ( 31 東京 セラピスト ) 07/02/18 PM01 【印刷用へ
先日、小学生のお子さんと話していました。
そのお子さんは、とても繊細で、超マイナス思考。感情の浮き沈みが激しく、不安定な印象・・・。
そして、自分が発した言葉と相手が発した言葉のひとつひとつを1日中頭の中でリフレインさせては、気にしてしまい、自己否定・自己卑下し、いいようのない孤独感・不安に苛まれ、毎日自己攻撃してしまっていました。

本人をさらに見ていると、両親も同じような傾向があり、心の奥でいつも自分を責めている・・・それを、そのお子さんが受けてしまっていました。そして、そのマイナス思考傾向について両親に兄妹と批判されることで、居場所のなさを感じていました。

その為、親子揃って自己卑下・自己攻撃→孤独感・他者否定・落ち込み・・というマイナス思考になっていたので、家族揃って感謝のトレーニングを勧めてみました。

はじめは「え〜、誰に感謝するの?」「感謝する事なんてないよ!」と抵抗していたそうですが、兄妹が感謝をしているのを見て、徐々に「感謝と謝罪」が出来るようになってきたそうです。

今までは「謝罪」ではなく、やみくもに「自己攻撃」をしていたのが、きちんと区別するようになり、日々のちょっとした出来事や、些細な優しさ、今まで当たり前だと思っていたことにも感謝を示すことが出来るようになり、ただ「つらい・現実に生きていたくない」から、日常の中に小さな喜びを見つける為に毎日を過ごすようになったとのことでした。

親子揃って取り組んだことで、お互いの心の奥深くを知り、お互いの存在そのものに感謝出来るようになっている様子でした。両親が「子供を(自分の思い通りに)変えよう」から「子供の存在に感謝」に変わって来たことも大きな変化だと思います。
そして、スキンシップや会話といったコミュニケーションの時間が増えたことで、心がとても安定して、両親・子供ともに精神的に自立するようになってきていました。

家族でコミュニケーションを・・というと、照れくさかったり、忙しい親に気兼ねして何も言えず、孤独感や寂しさが募り、このお子さんのような状態になる人も多いです。そして、それが人格形成に影響し、大人になってからも引きずってしまいます。

だからこそ、家族みんなで「感トレ」に取り組むことは、とても価値のあることだと思います。

「感トレ」を通じて、家族や友達への感謝を共有し、バラバラだった心が1つになり・・・その結果、心の解放や心の充足を感じる事が出来ること、現実を肯定的に受け入れて、日々を大切に過ごせるようになったという結果を見て、とても嬉しく感じました。
 
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