共同体社会の実現
143260 通貨は国家が統制している。
 
斎藤裕一 ( 43 東京 建築家 ) 07/01/25 PM05 【印刷用へ
>市場拡大の原理的なテコとなっているのが価格格差の幻想共認だとすれば、具体的なテコとなったのは交換手段とりわけ交換取引の評価指標としてのお金の共認である。(30710)

お金(通貨)は国家が統制している。現在の通貨の供給は、政府と切り離された中央銀行が「独自」に判断して行うのが「建前」である。しかし、中央銀行の目的が(政府と同じく)市場経済の統制であるのなら、権限を委譲しているだけで、実際には政府の一部であるのと同じである。

そもそも、通貨には社会統合的な役割があると言えるではなかろうか。通貨の目的は、交換を効率化しかつ定量化(普遍化)しようとするものである。しかも、もともと通貨を発行した統合階級は、自ら発行する通貨により、物財を有利に手に入れようとの目論見があったろう。そうした意味では、私的充足を進めるための道具が通貨であると言える。しかし、通貨には、その発行を統合階級が担っていること、その流通量によって人々の交換の頻度が変わり、市場の交換の多寡を統合的な視点で調整する機能をもつ=社会統合的な機能があったとも見れるだろう(現在の経済学では、通貨の流通量によって、物の価格が上がったり下がったりする、とされる)。

通貨は、万人が認める評価指標であることの意味は、通貨自体に社会統合的な役割があり、だから人々の共認も容易なのだということではなかろうか。単に私有することで私的充足の道具としか見られないのは、あまりにも視野の狭い(=私権的な)見方なのではなかろうかと思う。

例えば、現代の市場では、株価や不動産のバブル化など、通貨の量的な裏づけが無くても暴騰していく「価格」がある。これらバブルは、国家の統制を逸脱した「暴走」だと言えるだろう。バブルの兆しが見えるたびに国家は通貨量を抑制して市場に投下される通貨量を抑えようと介入してくる。

しかし、これなどは、通貨を単に「量」としてしか見ていない誤りなのでは無かろうかとも考え得る。何故なら、通貨が社会統合を意識した評価指標であるのなら、そもそも、根拠の無い土地や株などに闇雲な高値がつけられることなど有り得ないはずだからである。

通貨を私的充足の道具と見るか、社会統合に寄与する評価指標と見るかによって、その役割が大きく変わるように思える。

 
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143421 国際金融の世界支配に屈するな! 匿名希望 07/01/26 PM10

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