密室家庭は人間をダメにする
141716 子育てパパ急増中?〜父親向け子育て雑誌が相次いで創刊
 
清水昌広 ( 32 愛知 建築設計 ) 07/01/07 AM00 【印刷用へ
>本来は社会(=外)に向かうべき男が子育て(=内)に参加することが果たして本当の女(子供)達の安心基盤になるのか、改めて女も男も考える必要があるように思います。(141573)

年末の劇場で取り上げられた「子育てパパ急増」。
確かに、電車の中吊り広告でも、明らかに男性向け週刊誌での受験特集などが目に付いていた。また、父親向けの子育て雑誌が相次いで創刊。反響も大きいようだ。

(以下、引用)
親子で取り組む勉強、お受験、遊び… 「親向けキッズ誌」が人気
asahi.com ( リンク )より
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 昨年から今年にかけて、小学生の子どもをもつ親向けの子育て雑誌(親向けキッズ誌)の創刊が続いている。

 「プレジデントファミリー」(プレジデント社)、「日経キッズプラス」(日経ホーム出版社)、「エデュー」(小学館)が月刊で、「アエラウィズキッズ」(朝日新聞社)は季刊で出している。発行部数(各編集部の公称)はプレジデントファミリーが約20万部、その他の3誌は8万〜9万部。新ジャンルの雑誌としては、かなりよい方だ。

(中略)

 雑誌のコンセプトはそれぞれ異なるが、勉強も遊びも「親子でいっしょに取り組む」という姿勢や、親子の関係や家族のあり方を問うという目線は共通している。

■夫婦で読める

 こうした子育て雑誌の特徴のひとつは、父親を読者に想定した誌面づくりだ。エデュー以外の3誌は創刊当初から、それをはっきり打ち出している。日経キッズプラスは表紙に毎号父親と子どもの写真を使っている。
 同誌の尾島和雄編集長が言う。「リストラや成果主義の導入、終身雇用の崩壊を身近に体験し、父親の意識が家庭に向いてきた。ヒット商品などの消費シーンからも、親子のコミュニケーションを楽しもうとしている人が増えていることがわかりました」
 店頭で実際に買うのは母親の方が多いが、夫婦で読める内容になっている。「夫が子育てに関心をもってくれた」「父親にも読みやすい」という反響が届いている。
 各誌の編集部によると、購読世帯の年収は700万〜800万円程度と、世帯主が30代の世帯平均の560万円より高い。親子で過ごす時間を大切にする教育熱心な家庭の両親というのが典型的な読者層といい、今日の学校や教育への関心は並々ではなく、中学受験への関心も高い。
 プレジデントファミリーの鈴木勝彦編集長は「読者の最大関心事は、子どもの力をどうやって伸ばすか。学力だけでなく、コミュニケーション能力など、社会で生き抜くために本当に必要なスキルを身に着けさせたいという気持ちが強い」と話す。

(中略)

 アエラウィズキッズの編集部には、毎号500通以上の読者アンケートはがきが返ってくる。感想や相談事は、小さな字でびっしり書かれていることが多い。「本当に知りたいことを聞く相手がいない」(同誌の中村編集長)という親を取り巻く状況が浮かび上がるようだ。

 「親は子育てに大きな不安を感じています」とはエデューの黒笹慈幾編集長。
 「小学1年でも学級崩壊が起きており、子どもの安全に関して、地域が頼りにならない。親が子どもの頃の経験がまったく役に立ちません」
 エデュー編集部にも多くの相談が寄せられる。黒笹編集長は「テレビやゲームの見せ方、やらせ方や、お小遣いの金額などで、『我が家流』を貫けない親も多い。そうした細かいことも雑誌で手取り足取り書いていくテーマになる」と話している。
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(以上、引用終わり)

各誌の編集部の声からも窺えるが、劇場でも取り上げられた通り、この潮流の出所は「規範の崩壊→統合不全⇒共認収束・秩序収束⇒家族(身内)収束」にあると思われる。
 
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