経済破局は来るのか?
141595 バブルはアメリカ、中曽根、日銀の陰謀?
 
足立晴彦 ( 46 大阪 塾講師 ) 07/01/04 PM01 【印刷用へ
バブルがなぜ起こり、どうして崩壊したのか。以下は『国富消尽 対米隷従の果てに』(吉川元忠、関岡英之著 PHP研究所)よりの引用です。

>エコノミストのリチャード・ヴェルナーは、日銀が意図的にバブルをつくりだし、そして意図的に潰したと主張しています。(『円の支配者』草思社、『なぜ日本経済は殺されたか』講談社)。

>1986年、当時の中曽根康弘首相の私的諮問機関で前川春雄元日銀総裁を座長とする「国際協調のための経済構造調整研究会」の報告書、いわゆる「前川レポート」が提出されます。

>このアメリカ側通商代表の要望リストのような「前川レポート」が謳う「構造調整」を実現するためには、「危機」が必要であった。そこで、意図的につくられた危機が、バブルの生成と崩壊、そしてその後の長期不況であったというのです。これを計画し実行したのが、日銀内で「プリンス」と呼ばれた前川、三重野康、そして現総裁の福井俊彦といったエリートたちであり、その背後で彼らを動かしていたのがアメリカであったとヴェルナーは言います。彼の説は陰謀理論ということであまり評判がよくありませんが、私(=吉川元忠、以下も同様、筆者注)はかなり当たっている部分があるのではないかと思います。

>数年前に亡くなった佐藤誠三郎氏(東京大学名誉教授)は、実は私の高校のクラスメートだったのですが、彼は中曽根首相のブレーンとして有名でした。その佐藤氏の葬儀のときに中曽根氏は、かつて非常に難しい選択を迫られて悩んでいるところに佐藤氏からファックスが届いて心が決まったという思い出を語ったそうです。あくまでも私の想像ですが、そのときに中曽根氏は決心したのが、アメリカの意を体した構造改革の実行ではなかったかと思うのです。

>ヴェルナーはそれを計画し実行したのは日銀のプリンスたちであるとして、非難してやまないのですが、私はそういう大きな構造改革が単に日銀総裁のレベルにできるとは思えません。

>やはり中曽根首相がアメリカにOKして、構造調整のための計画を立てさせた。それが「前川レポート」だったのでしょう。もちろん、そこには「バブルをつくって、それからぶっ潰す」などとは書いていません。しかし、裏ではそこまで計画されていたのではないかと、私も思います。
 
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