実現論を塗り重ねてゆく
141388 仕事において構造観念が必要な地平
 
田野健 HP ( 46 兵庫 設計業 ) 06/12/30 PM11 【印刷用へ
>実践思考が主要に潜在思念を使う(内部意識も外部認識も)のに対して、簡単に実践できない⇒答えが見出せないが故に必要になる構造思考では、潜在思念の紡ぎ出す構造観念(主体や状況を構造化した観念)を使う。この普遍妥当する構造観念という位相は、社会(超越存在)を対象とする限り、必然的に求められる認識位相である。19061

潜在思念を使った実践思考と潜在思念の紡ぎ出した構造観念思考の位相の違いをある人から聞いた。

前者は日常の仕事場面では確かに使える。健全な潜在思念は仕事(=実践)をしていく上での羅針盤としては有効に機能するし、潜在思念が健全な人材は大きな間違いは起こさない。しかし、実践思考の仕事と構造観念の仕事では明らかに射程が異なる。

実践思考とは所詮、日常の仕事レベルでしかない。仕事は社会から与えられており、常に社会の課題と密接に繋がっている。今や、仕事をするということは社会課題を読み解いて、しかるべき方向性(=答え)を見つけ出す事であり、客先を飛び越えてその先にある社会全体の期待を捉える事である。故に仕事は実践思考に留まらない構造観念の思考スタンスが必要になる。

また、仕事も社会から与えられており、このまま社会が変わらない限り、仕事自体も変わっていかない。つまり我々が社会を構造観念を使って仕事をするという事は、社会を変えると言う事と同義であり、それが仕事を通じて社会変革に関っていくという事である。
 
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