今日の「国民生活白書」は、若年者から女性へと対象が移動しました。(リンク
『女性は、出産や育児によって生活スタイルが否応なく制約される側面が男性に比べて大きいため、出産・育児と就業の両立・調和は大きな問題となる。』
ということからまず、女性のライフコース&継続就業を妨げる壁についてみていきました!
>1987年から2002年までの18〜34歳の未婚女性が理想とするライフコースの推移を見ると、継続就業を理想とする女性の割合は20.3%から29.5%に、再就職コースを理想とする割合も34.4%から39.2%に上昇している一方、専業主婦コースは36.7%から20.1%にまで減少している。このように、出産・育児にかかわらず何らかの形で働きたいと考える女性はすう勢として増えていることが分かる。
が、一方で
>継続就業を希望しながらも離職する女性は多く、結婚や出産・育児と就業とを両立させるには大きな壁が存在する。
ということで、結婚が女性の生活スタイルに及ぼす影響は大きいようです。女性の晩婚化・晩産化が進んでいるのも、今の生活スタイルを壊したくないという思いがあるからでしょう。
また、女性もバリバリ働くことでやりがいを感じ充足しており金銭面でも困らず、男性もコンビ二やコインランドリーなどがあり一人での生活に困らなくなったために、【どうしても結婚しなくちゃいけない】という思いから解き放たれたのでは??そのことが余計に、女性にとっての仕事と結婚・育児の両立という壁を高くしているようです。
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