>女性の就業と出産・育児のかかわりを、ここでは「ライフコース1」として整理してみよう。育児期の女性のライフコースは、結婚・出産後も仕事を継続する「[1]継続就業コース」、結婚・出産を機に退職し、子どもが大きくなったら再び働き始める「[2]再就職コース」、結婚・出産を機に退職し、家事・育児などに専念し続ける「[3]専業主婦コース」の三つに大別できる。<
上記にあるように、女性の場合、結婚・出産を機に仕事を続けるかどうか?を誰しも考えざるを得ない。上記の3つのケースの[1]は、働きたい女性にとっては最も望ましいが、子育ての現実は非常に厳しいものがある。[2]は、子育てを最優先に考え、なお働きたい女性は多いが、再就職への道はかなり厳しい。[3]は専業主婦を希望するというよりは、再就職への道が厳しいのでそうならざるを得ない場合も多い。
いずれにしても、女性の就業と出産・育児の関わりはなかなか改善されない。下記のグラフで25歳から29歳の女性の労働力人口の1987年から2002年までの推移を見ると、近年女性の結婚から出産の年齢が年々高くなっていることが証明される。
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