教育データ
138264 若年者の採用には企業側の意識変革も必要なのでは?
 
大木康子 ( 55 山口 主婦 ) 06/11/23 PM03 【印刷用へ
これまで「国民生活白書」において、若年層の就職の問題を読んできた。日本では大学や高校卒業年度に新卒として就職するのが約9割。最近の大学生の場合は、3回生の後半辺りから就職活動をする比率も高い。企業側も採用に関しては、新卒が対象の殆どで、大学卒業後のフリーター経験者や、転職者への門戸は非常に狭い。

 これが欧米諸国では、新卒時に殆ど就職しないイタリアは別として、ボランティアや社会経験をして就職する場合が半数位を占める。従って、企業側も採用は新卒に偏らず、卒業後の2〜3年までは新卒と同様な対応をするそうだ。このような採用には、若者が実際に社会に出た経験から、自分に合った職業を選択するまでの猶予期間があるというメリットはあると思う。しかし、一方では、若者の失業率も高いそうだ。

 上記のように、日本と近代思想の個人主義が徹底している欧米を単純比較はできない。しかし、新卒などの若年者の就職は、企業としても国としても将来を担っていく優れた人材の育成という重大な問題を孕んでいる。企業側も採用に当たって、近年の若者の意識潮流を明確に認識する必要があるのではないだろうか?
 
  List
  この記事は 137070 への返信です。
  この記事に対するトラックバックURL  http://www.rui.jp/tb/tb.php/msg_138264
  ※トラックバックは承認制となっています。

 この記事に対する返信とトラックバック
139795 女性の生活スタイル 平位和佳子 06/12/10 PM04
139630 女性の結婚・出産を機にしての就業 大木康子 06/12/08 PM10

[過去の記事へ]
[一覧へ戻る] [新しい記事へ]


◆実現論本文を公開しています。
 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
 参考文献

 必読記事一覧
01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(2)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(3)
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(4)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(1)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(2)
自考のススメ2.現代の不整合な世界(問題事象)(3)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(2)
1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
民主主義という騙し:民主主義は自我の暴走装置である
統合階級の暴走で失われた40年
大衆に逆行して、偽ニッチの罠に嵌った試験エリートたち
新理論の構築をどう進めてゆくか

『るいネット』は、48年の実績を持つ起業家集団・類グループが管理・運営しています。るいネットワーク事務局(Tel:0120-408-333, E-mail:member@rui.ne.jp