>私権観念は無効化しつつも、社会や課題や観念を捨象するというマイナス(捨象)面では機能しており、それが社会捨象・課題捨象の充足基調を維持させ続ける
私権にも、社会にも向かおうとしなかった(答えを見出そうとしない)'90年代。この時代が一番活力に乏しい時代だったのではないだろうか。
だから、出てくる言葉も「明るく」「前向きに」「皆仲良く」など、非常に抽象的で、対象性に欠けている。
>社会不全が大きくなれば、外向欠乏が強くなる。しかし、答えがないので課題捨象の充足基調⇒本源収束が続いている。
具体的な言葉=答えを求め始めた'00年代〜現在。
無視できない閉塞状況が「答え欠乏」という次代の活力源を見出し、本源収束の純度を高めている。
人々は、錆付いた対象性に磨きをかけ直し始めた。
そんな今だからこそ、新たな認識は響く。
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