実現論を塗り重ねてゆく
136103 答えへの第一歩は、周りの状況を掴む事から始まる。
 
清水志保 ( 25 大分 会社員 ) 06/11/01 AM09 【印刷用へ
'70の貧困の消滅をきっかけとし、みんなの意識はお金や物から本源的なモノへと移行していった。例えば、最近の若者のやり甲斐思考はそのひとつ。就職活動を行う時の基準は年収等ではなく、「どれだけやり甲斐があるか?どれだけ人の役に立てるか?どれだけ社会の役に立てるか?」など、より社会と繋がれる職種探しが基準となっている。

この現象は、何も学生に限ったことではない。

みんなが自分の利益第一で生きて来た時代、様々な制度が作られた。しかし今、それらの制度に対し、人々は直感的に可能性を感じなくなっている。例えば離婚率の増加や、晩婚化はそれに当たるだろうし、出世したいとは思わない人々、全てにおいて自分の事だけじゃ何か物足りないと感じてしまうことも当てはまる。みんな、社会ともっと繋がりたいと心の底では思っている。

この様にして、みんなが時代の移り変わりを感じている中で、全くそれを感じ取っていない、感じ取ろうとしない層が社会に存在する。それこそが、学者、マスコミ、そして政治家なのだ。何故、彼らはそれを感じ取ろうとしないのか。理由はただひとつ。

未だに自分の利益しか考えていないから。

彼らは昔の日本。つまり、みんなが利益を得ようとして必死だった時代。その時代に出来た制度や考え方から全く脱却する事が出来ていない。豊かになれば、モノが飽和状態になるのは必然なのに、未だにGDP信仰を続ける政治家。視聴率を上げ、利益を上げる為なら情報操作も全く厭わないマスコミ。そして、何十年も昔の社会で使われていた論理を未だに使って思考する学者。

彼らに社会を任せられない理由、それは彼らが自分の事しか結局考えていない事一点に挙げられるのではないだろうか?
答えや方針を出す為には、まず状況把握から始めることしか無いと思う。状況が掴めないと、方針なんて出る筈も無いからだ。まずはこの不安定な社会、何がどう変わったのかの「事実構造」を掴む事で、解決の糸口は見えてくると思う。
 
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 実現論 : 序  文
 第一部 : 前  史
 第二部 : 私権時代
 第三部 : 市場時代
 第四部 : 場の転換
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大転換期の予感と事実の追求
実現論の形成過程
自考のススメ1.未知なる世界への収束と自考(1)
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自考のススメ3.自考力の時代⇒「少年よ、大志を抱け」(1)
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1.これから生き残る企業に求められる能力は?
2.私権圧力と過剰刺激が物欲を肥大させた
3.市場の縮小と根源回帰の大潮流
4.共認回帰による活力の再生→共認収束の大潮流
5.自我と遊びを終息させた’02年の収束不全
6.同類探索の引力が、期応収束を課題収束に上昇させた
7.情報中毒による追求力の異常な低下とその突破口
8.大衆支配のための観念と、観念支配による滅亡の危機
9.新理論が登場してこない理由1 近代観念は共認収束に蓋をする閉塞の元凶となった
10.新理論が登場してこない理由2 専門家は根本追求に向かえない
11.学校教育とマスコミによる徹底した観念支配と、その突破口(否定の論理から実現の論理への転換)
12.理論収束の実現基盤と突破口(必要なのは、実現構造を読み解く史的実現論)
近代思想が招いた市場社会の崩壊の危機
新理論を生み出すのは、専門家ではない普通の生産者
現実に社会を動かしてきた中核勢力
私権時代から共認時代への大転換
市民運動という騙し(社会運動が社会を変えられなかった理由)
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統合階級の暴走で失われた40年
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新理論の構築をどう進めてゆくか

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